GIANT KILLING~番狂わせ~



GIANT KILLING 1 (1)

今年の初めからモーニング誌で始まったサッカーマンガ。1巻が出たばかり。
GIANT KILLINGとは弱者が強者を倒すこと。「番狂わせ」という意味。

作品の売り文句は「本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる」

かつてプロサッカーリーグで伝説的なゲームメイクをしたプレイヤー・達海(変わり者)が「GIANT KILLINGこそゲームの醍醐味」と、そのチームを突如捨てイングランドローカルクラブチームの監督に就任。
そのローカルチームを大躍進させ街を熱狂させる。
一方、古巣の日本クラブチーム・ETUは、彼が抜けて低迷し、万年リーグ落ち争いをするようになる。
そこでETUは低迷脱出の最終策とし、彼をすがって、スカウトしにイングランドへ向かう。
日本に帰ってきた監督・達海は、その独特の天然キャラと独創的な采配でチームを蘇らせていく。

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心を穿つそれ~夕凪の街 桜の国~


夕凪の街桜の国

この記事を読む人に言っておく。
この本を読むとき覚悟しなくてはいけない。
一人で読むか、愛する人の前でしか読んではいけない。

最近、連続してリコメンドを目にする機会があったのでamazonで購入した。
amazonでコメントが100を超えていることからしても、この作品のインパクトがうかがえよう。

ヒロシマの話である。
夕凪の街・桜の国1・桜の国2と短編があり、それぞれ原爆後10年後、40年後、60年後(現代)を描く。

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オトナにならない~キーチ!!(新井英樹)~


キーチ!!
キーチ!!はビッグコミックスペリオールに連載されているマンガ。
染谷輝一(キーチ)という少年の話である。
残念ながらこの新井英樹という作家、話が佳境にかかるまで時間がかかるようで、この作品も始めはそれほど面白くない。俄然盛り上がってくるのは5巻からだ。

他人を拒絶して生きるキーチ小学5年生。
幼年期を野生児として生き延びたキーチは、人間は一人で生きられることを知っている。
目の前に現れたクラスメートの父親による少女売春問題。
買春現場を抑え、少女の父親をぶん殴るキーチ。
買春問題だと警察に訴えても上部の圧力で捜査が進まない。
キーチにまとわり付く参謀・甲斐とともに調べ始めると、買春しているのは政治家や会社役員といった身分あるものたちだとわかる。

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音楽の本質~のだめカンタービレ(二ノ宮知子)~


のだめカンタービレ
音楽という、目に見えず、時間を彩る芸術を、音そのもの以外の手段で表現するのは難しい。
音楽を他のジャンルで表現するにあたって、そこで表現されるのは音楽の感動性だ。

多くのマンガで音楽の素晴らしさが表現されてきているが、そこでは、ある典型が用いられる。
すなわち【天才的な声】だったり【常識外れの演奏方だが、心に響く器楽】である。
前者の代表は今で言うBECK、後者はピアノの森を挙げさせてもらう。

今日。喫茶店である音楽マンガを読んだ。
のだめカンタービレというクラシック音楽のマンガ。これは後者の部類に入る。

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医療マンガの流行


最近特に医療マンガが流行のようです。基本的にどれも面白い。
私が読んでいるのだけでも「医龍」「Drコトー診療所」「ゴッドハンド輝」「K2(スーパードクターKの続編)」「N’sあおい」それと「ブラックジャックによろしく」と…6個もある!!

「N’sあおい」は看護士の話であるけれど、あとはみんな医師が主役の物語です。
基本的に医療マンガはヒューマニズムを売りとしていて、人の生き死にを扱うというわけで、容易に感動を作り易い、ある意味手堅いジャンルなのでしょう。
それに加え、空前の健康ブームであり、もしかすると自分の体(生命)にも関係ある事だとしたら、知的好奇心を満足させてくれます。(医療マンガは薀蓄満載ですから)

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DEATH NOTE


週間少年ジャンプで連載しています。
サスペンス?ミステリー?

ミステリーマンガといえばMONSTER や、20世紀少年
が代表的かと思いますが、このDEATH NOTEは二人の騙しあいを書いています。
正義と平和のために殺人を犯す主人公(アメリカみたい…)と、殺人は飽くまで悪だという捜査官。

名前を書かれた人間は死ぬというDEATH NOTEの発想と、この少年誌には倒錯したような正義感が
とても素晴らしい。

しかし連載マンガというジャンルの宿命であるが、必ず毎回見所を設けなければいけないため、性急な進行を余儀なくされる。細部にはとても緻密な設定がされているわりに、大局的に見ると「捜査官の推理があまりにご都合主義」で「その網に引っかかる主人公もという点も短絡的」という不満点が多い。

そういった制約の無い、小説というメディアで書かれたとしたら、間違いなく非の打たない傑作となりえた点が大変惜しまれる。

NANAのファッションと音楽について


矢沢あいNANAというマンガが大人気ですね。
私も読んでますが、個性的なファッションをうまくマッチさせて描いてます。
作者本人は服飾学校に行っていたようで、ご近所物語パラダイスキスにはファッションの専門用語が出てきたりして、中々一般人には難しいような言葉も出てきます。

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