1昨年だったか、窪塚主演でドラマ化されましたね。
近所の古本屋で文庫版が売っていたので読んでみました。
壮絶な内容。
人がオトナ・コドモ問わず発狂していく様が、これでもかと描かれています。
現実を信じられず自殺する子供、校内に残された僅かな食べ物をめぐっての殺戮。
そんな中主人公の少年だけが(なぜか)理性を保ち続ける。
小説「黒い家」や「バトルロワイヤル」もそうだが、怖いのは人というのが
よくわかります。
SFである以上、ある程度想像の産物の東條は許容できるが、主人公と母親のテレパシー
だけは納得が出来なかったな。
しかし楳図かずおの絵はコワイ。
漂流教室
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