絶対比と相対比


メタボなる言葉が太っちょという意味で浸透してしまったこのご時世。

もともとメタボリックというのは代謝という意味であって、メタボリックシンドローム=代謝症候群である。
しかし実際の意味は代謝異常症候群。
そこに太っちょという意味はない。

なんだかダイエット=規制食だったのが、痩身の意味に変わったのと同じような気がする。

さて、製薬業界に入って以来、生活習慣病の薬をPRし続けてきたが、どうやらそれほど生活習慣病というのは恐るべきものではなく、その治療薬も不必要に売れすぎているのだと気付いてしまった。

タバコの箱には「喫煙者は非喫煙者の1.7倍心筋梗塞を起こしやすい」と注意書きがされている。

では、非喫煙者が心筋梗塞を起こす割合ってどんなものだろう?

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イキイキしてなきゃ嘘だろう


「皆が皆、イキイキしている。皆が皆、目がキラキラしている。営業の仕事をしていた僕は『嘘だろ』と思った。
当時の僕の日常に、そんな人は滅多にいなかったし、皆が皆イキキしているなんで異常だと思った。そしてその異常性に惹きつけられた」

ある雑誌を読んでいて、こんな感想が書いてあった。

多分これは多くの環境で当てはまる。
面白そうに、楽しそうに仕事をしている人って余りいない。
仕事を強制させられていると感じているからだろうね。
(楽しそうに仕事している人って、デキる人が多いよね)

「最近優秀な営業さんたちとよく会っています。彼らは確かに優秀でオリジナリティに溢れた仕事をしているのですが、残念なのは彼らの評価基準がみんな会社だということ。会社からの評価だって、数多ある評価基準のひとつでしかないのに」
これも、読んでいるメルマガにあった内容。

ほとんどの人は会社・仕事を軸にしてしまって、自分を傍に置いてしまうらしい。

なるほど、会社からの評価を放棄した俺が、異常と思われるのも当然だよね。
型にはまった仕事の仕方が、特に顕著な業界だものね。

あれかな?
組織の中で一人違うやり方をして、ハグレ者になるのが怖いからかな?
自分の信念に自信が持てないからかな?

でもイキイキしていなけりゃ、それって嘘だと思わない?
尚且つ、軸は自分になきゃいけないと思わない?→

私なりのカッコつけ


ちょっと反抗してみた。

1月に新製品が導入されて、3月末までに一チームの人数×3件の新規採用を取ってきたチームには、一人1万円の報奨金。
さらに全社で10位以内になったチームにはプラス3万円、40位以内は2万円、60位以内は1万円の追加賞金が出る営業コンクールがあった。

それまで会社のコンクール報奨は食事代というのばかりだったので、あまり乗り気でなかったのだけれど、今回は現金というので俄然気合が入った。

うちのチームは5人なので15件が最低限の目標だ。
ただしリーダーは担当施設が少ないなどの理由から、採用はほぼ無理なので、実質4人で15件を取る必要がある。
ひとり4件なんて、何年も担当しているんだしカオで取れるだろう。
あとはうまく製品PRをすればそれ以上稼げるだろうと目論んでいた。

ところが全社的に中々伸びていかない。
製品として特徴はあるものの、圧倒的なシェアを誇る製品がある上に、その系統の競合製品はゴマンとあるので「~の系統の製品なんですが」といったとたんに「その系統は間に合っているよ」とか「こっちが売りたいくらいだよ」とけんもほろろ。

そんな中、私が10件、他の先輩が4件、2件、2件の18件となり、12位になった。

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花粉大量飛散直前→花粉症の方へ


11月から杉が狂い咲きして、花粉が飛び始め、2月からの本格飛散を間近に控えています。

飛散予測では過去十年の平均値の2倍近く飛ぶと予想されています。(夏の日照量に比例するとされている)
TVなどでは「昨年の20倍!!」と煽られていますけど、鵜呑みにしちゃいけません。
昨年はマレに見る少量飛散の年だったもんで、比較対象にあげるのは乱暴な話。

それじゃ一昨年はどうだったのかというと、例年以上に飛ぶ予定だったのが、3月に入ったら雨の日が続き、花粉が落ちてしまったんですね。つまり短期化したと。
ですから今年も雨の日が続けば、運良く大量飛散かつ長期化を防げるかもしれません。

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仕事で嬉しく思ったこと


営業という仕事の醍醐味は、人間性を買ってもらうところにあるが、先日嬉しい体験をした。

1年半かけて親密になった得意先へ行った時の事「営業成績良いでしょう?色々気遣いもうまいし」と褒められたのだ。
現実は様々な要因があって、それほど順調な成績ではないのだけれど、とても嬉しかった。
そう言ってもらえるという事は、そこで特別な存在になれたという事だ。

他にも「君のところで使ってない薬、他に無かったっけ?」という、営業的にもとてつもなく嬉しいことを言われたことがある。

営業の評価は数字だけれども、数字にこだわれば自分を裏切らなければいけないこともあるし、無理もしなければいけない。
無理を頼めるという事は、そういう得意先を作れたという証であるのだけれど、それは必ずしも良いことだとは思えない。

どれだけ自分を特別に扱ってくれる得意先を作るか。
私の誇りは、そこにありたいと思っている。

自分の職業についての迷い


大学のある友人は、卒業後派遣でしばらく働いて、それで今は正社員として就職した。
大学時代から夢を追うヤツで、破天荒な事をするヤツで。

彼が就職して1年。突然「今度走り幅跳びの大会に出ます。それで優勝したら次は県大会で、その次は国体。夢は広がるばかり」なんてメールが来て「あいかわらず夢見心地なことを言ってるな」なんてほほえましく思った。
「唐突に走り幅跳びかい!?あいかわらずはっちゃけてるね」なんて返事をしたら
「こんなもんじゃねぇと思って生きてきて早25年。こんなもんかも…なんて思っちまったから大変! 自分が今まででイチバン目立っていたのが陸上かなと思って、再び己を信じさせるための走り幅跳びだよ。この暑い中スーツ着て得意先回って。こんな自分を17歳の自分が見たらがっかりするだろうな、と申し訳ない気分です」なんてカッコいいこと言われちまったよ。

翻って自分に当てはめてみれば、俺も17の頃はこんな気持ちの自分を望んでいなかったなぁ。
何のためにこうして働いているのかな?なんて思うと、この仕事に求めていたものはもう大体手に入れていて、この楽さに浸かっているために働いているのかな?なんて思った。

風邪薬


風邪を罹ったとき病院に行ったとします。
きっとそこで処方される薬は解熱薬、胃薬、鼻水や咳止め、そして抗生物質。
場合によっては整腸薬もあるかもしれません。

はっきり言って風邪に効く薬というのは存在しません。
風邪は不特定のウイルス性感染なので、薬で感染を解く事は出来ません。
それでは風邪薬の役割というのはなんでしょうか?

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