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tokyoeye 2015プロジェクト フランスの専門家による日本ブランド向けアドバイス・セッションを実施

独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)が主催する Next Market-in 事業で、海外進出を目指す中小・新進のファッション関連ブランドを支援する「tokyoeye(トーキョーアイ)2015」プロジェクトでは、8/4~8 にフランスよりファッションコンサルタントのCindy HO(シンディ・ホー)氏を招聴し、参加ブランドへのアドバイス・セッションを実施しました。
参加したのは、中小機構の公募で選ばれたレディスのアパレル9、服飾雑貨・アクセサリー6の15社。メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京に参加するクリエイターブランドから、独自の技術を活かした高品質なものづくりで知られる産地のファクトリーブランドまで多岐にわたりました。
参加ブランドとのセッションを終えたシンディさんは、「パリにやって来る世界中の高感度のバイヤーたちは『こだわりをとことん追求した服、ストーリーのあるもの』を求めています。今回参加しているブランドは、確実にそれに応えられるポテンシャルを持っている。各社の商品を見て、とてもワクワクしました」とコメント。
一方で「パリでは、世界中からやってくる膨大な数のブランドが競合。その中でバイヤーの心をつかんでビジネスにつなげるには、ブランドの個性に加えて、サイズの調整や見せ筋と買いやすい商品のバランスづけなど、商品開発上の工夫が欠かせません。デジタル対応したラインシートやブランド資料のプレゼンテーションなども、忙しいバイヤー向けには必須。各社が、改良すべき点も多いと感じました」と述べました。
海外専門家から商品企画やビジネス面でのアドバイスを受けて商品の開発・改良を行う当プロジェクトでは、10月と来年1月にもアドバイス・セッションを予定。参加ブランドは最終的に、2015年3
月初旬に、パリで展示商談会形式で商品を紹介する機会に挑戦します。

招碑専門家:Cindy HO(シンディ・ホー)氏
ファッションビジネスコンサルタント。
フリーランスのディレクター/バイヤーとしてセレクトショップやショウルームへの買い付け/ブランド提案を行うほか、新興国のデザイナー育成プロジェクトなどにもアドバイザーとして参画。Yohji Yamamoto で海外営業部長を務めていた経歴から、世界の有力なバイヤーとのネットワークも持っており、日本のファッション関連ブランドについても造詣が深い。

本事業の主催:中小機構

中小機構は経済産業省所管の独立行政法人で正式名称を中小企業基盤整備機構といい、中小企業施策の総合的な実施機関です。
日本経済を支える中小企業を元気にするため、全国9カ所の地域本部を地域の最前線として、企業のライフステージや課題に合わせた支援体制で中小企業を幅広くサポートしていきます。

中小機構WEBサイト
http://www.smrj.go.jp/

【事務局】伊藤忠ファッションシステム
【協力】一般社団法人日本ファッション・ウイーク推進機構(JFW)
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