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スカート‥‥めくり?

「私の趣味は、スカートめくりです」と云われたら、貴方はその人を変態だと思いますか?何を隠そう、この私の趣味もスカートめくりです。眉をひそめる前に、まずはその理由をお読みになってくださいませ。

まず前提として、私は男なんですけど、服を見るのはメンズよりもレディースの方が圧倒的に多いんですね。なぜかというと、私が見てて楽しいと感じるのはレディースの方だからです。
それで、ショップとかに入ると、ついついやってしまうわけです。スカートめくりを。止められないのです、自分を。しかも、厄介なことに、やった後に気が付くんですね。ハッと我に返るわけです。
このようにして、店内でポツンと独り、女性物のドレスのスカートの中を真剣に覗き込んでいる男を、店員さんの冷めた視線が貫く、という、威風堂々の光景が生み出されるわけです。
今回は、そういった風に自分を止められなくなってしまうに至った経緯を、皆さんに釈明させていただきたいと思います。

ほとんどの場合、私は独りでショッピングに行くんですね、なぜか。多分、独りで買い物をする方が楽だからなんでしょうけど。その時に、ショップとかに入って、変わったシルエットとか気に入ったデザインの服とかがあると、その構造を確かめたくなる衝動に駆られてしまうわけです。
そうなった時に、以前は自分を抑えることができたわけですね。つまり、外から眺めて「ほほ~ぅ」とできていたわけです。健全な青少年だったわけですね。ところが、とある男性と共に買い物に行った日から、私の人生は一変してしまったわけです。
そのとある男性は、お店に入るや否や、ほんの少しの犯人の痕跡すらも見逃さない鬼警部のような目付きで、ひとつひとつの商品を丹念に且つ黙々と調べ始めるのです。店内全ての商品をくまなく観察しないと気がすまない性分なのだと、一緒にいた他の方が私に説明してくださいました。あまりにその姿が印象的だったが故に、影響されてしまったわけですね、私も。
それ以来、スカートめくりが私の趣味になってしまいました。

というわけで、私の趣味がスカートめくりになってしまった理由は、全てとある男性の責任です。これからは、店内でスカートめくりをしている変な男性を見かけても、店員さんは冷ややかな目で見るのを慎んでくださいませ。悪いのは私ではないのですから。
皆さんもどうか気を付けてくださいね。買物に行く相手を間違えると、取り返しのつかないことになることもあるのですから。後悔先に立たずとは、まさにこのことです。

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