bernhard willhelmのアトリエ訪問。

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10月4日、bernhard willhelm(ベルンハルトウィルヘルム)の
アトリエに行ってきた。

彼のアトリエは、コレクションが終わった後なので、
展示会の会場としても用いられている。


アトリエの外観はこちら。

外観からして素敵である。

中に入ると、昨日のコレクションで着用された服が
ラックにかかっており、奥には小物も飾ってあった。

昨日、ギャスパーのバックステージで見たパネルと同じようなものがここにも。

どのブランドも、ショーの服を着たモデルの写真の
パネルは作ってるみたいですね。

まわりを見ると、デザイナーのベルンハルトがいます。
スタッフだか、お客さんだかに、何かを説明している様子。

(ピンクのシャツを着ているのがベルンハルトです)
それにしても、彼は、自身のブランドの服がよく似合いますね。
自身のブランドのモデルに自らなるのも分かります。

洋服をじっくり見てみると、昨日ショーで着ていた服の構造が
どうなっていたかが分かって楽しいもの。
ショーでフードが立っていた理由は、フードにつけられていた
櫛のおかげかあ…と、納得できて面白い。

ショーだけでなく、展示会に足を運ぶのは大事なことだなあ・・と思う。

そうこうしているうちに、素材が分からない洋服が。
素材表記も付いていなかったので、近くにいたベルンハルトにすかさず質問。

カタコトな英語を喋る私に対しても、ベルンハルトは優しく答えてくれた。
「それはウールだよ。日本の生地。日本の生地はとても上質だよ。」

あとで聞くところによると、ベルンハルトは、ショーの準備と展示会の準備で、
連日ほとんど寝ていないらしい。

なのに、ハンガーを取りに行ったり、服を並べたり・・と、
いろんな作業をするベルン。
本当に洋服が好きなんだなあ・・と思った。

最後に、スタッフに商品の説明を受けたところ、
やはり今回のテーマは「スーパーマン」
スーパーマンのように、強くなってもっと世界を元気にしようという意味を
込めたものなのだそう。

また、今回は、ストリートアーティストとコラボレートした商品もある。
これは、「ファッションはストリートから生まれ、みんなそこにあるから、
ストリートアーティストとコラボをした」のだそう。

こうやって、アトリエで話を聞いていると、作った洋服に
沢山の思いが込められていることを知る。
でも、実際、店頭に並んだとき、この想いを知る人はどの位いるんだろうか・・。

アトリエを訪れたバイヤーさん達が、商品だけでなく、
いろんな話もショップの店員に伝えてあげれば、
服を買う人も、もっともっとその洋服を大切に着てくれるかもしれないし、
そのブランドが好きになるかもしれないのになあ・・と思った。

少なくとも、自分が商品を買う時、その商品にまつわる話は聞きたい。

ちなみに、ショーの服の中には、ベルンハルトの手書きのカラーチャートを
プリントした服もあり、ベルンらしい遊びのある服になっていた。

2006SSから小物以外が全て日本生産となるベルンハルトウィルヘルム。
価格的に手に入り易い価格になるそうだし、彼の想いが込められた洋服を
取り入れるのもいいのではないでしょうか。

bernhard willhelmの商品をお探しの方はこちら。

3件のコメント

  1. ベルンハルトのアトリエはどこにあるのですか?ぜひ、行ってみたいです。

  2. megさん、
    ベルンハルトのアトリエには、業界関係者に連れて行ってもらったので、
    住所がわかりません。
    また、このアトリエは、ベルンハルト氏の事務所を兼ねていますので、
    アポイントなしでの一般の人の訪問は好まれないと思います。
    よろしくお願いします。

  3. 初めまして私は今就職活動をしています。
    私は今、お針子になりたいと思っています。将来は自分で店を経営したいと考えています。2006SSは日本生産とありますがどこの会社が担当されたのですか?

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