パリ留学日記

さて、彼氏の渡仏は保留になり、私の留学生活も残るところ１ヶ月半ほどになった。ヤバッ。

仕方ないので航空券を購入しに行ってきた。荷物出してから空っぽの家で生き延びるのは難しいので。（爆）

フランス語を習得して初めての航空券を購入したのは、エールフランスの窓口で直行便を、つたないフランス語でなんとか取ると言う事もあったが（言語練習の為）、今はHISのパリ支店で日本語で普通に取っている。これは、日本人向けのサービスがあるから。例えば、荷物の重量を多く出来たりとか（一部の航空会社だけど）、どうしても一時帰国の留学生にありがたかったりするので、言語に拘らず、利用できるものは利用するといった感じだ。

で、今回は日本に１年くらい長期で滞在可能の往復航空券を購入した。この時期（クリスマス・年末帰国）は一番高い金額になってしまうが、このチケットは年間通じて同じ値段で、１年間有効の往復券なのだ。しかも帰りの便（東京→パリ）は１度だけ無料チェンジ可能。だから、これにした。

予定通り、クリスマス・イブのお昼頃、成田到着。彼氏は嘘吐きでも、自分は真っ直ぐな性格なので（大笑）一応、クリスマスまでには帰るを守っているつもりだ。

とにかく予約を取りながら、出発やらお帰りやら言葉が反対で可笑しかった。お帰りは『パリにお帰り』の意味だったし‥。引越しの準備で、いよいよ日本に帰るのかぁと思っていた私には？？？という感じだった。結局パリが帰ってくる場所なのかな？

まぁでも、航空券が取り終わったら気持ちに疲れが出たのか、そのまま家に直帰してしまった。やっぱり、彼氏が来ないのにパリを離れるのが、落ち込みの原因らしい。

彼氏は前回別れ話をする為にパリに来たので、観光とかは一応したけど、一人で写真を撮っていた。私が撮ってあげたりもしたけど、二人で写った写真は１枚も無い。別れるのに今更思い出を残してもと言うことだったので、二人でワイワイ見て楽しいだろうなぁと思うショッピングも殆どしなかった。

そういえば、例の女友達は彼に、フランスに行ったら買ってきて欲しいものがあると頼んでいたので、それを探しに行ったりとかはした。私は、よく分からないのだが、自分の友達が別れ話に直面している（最後のデートという）その現状で、その彼氏にお土産を頼んで買ってきてもらうものだろうか？彼が初めての渡仏で、頼まれたものを自力で探すのは難しいだろうから、必然的に私の仕事になる。彼が他の女の子のために何かするのを、振られる人間が手伝うと言うのは実に滑稽だと思う。

その女友達は、私と彼が復縁した最初の夏休みのデート先にも、私とメールしてた直後彼にメールを送りお土産をねだっていた。彼がその子にメールを返したりするのを隣で眺め、お土産を選ぶのを付き合ったりした。

なんとも、自分の彼氏が他の女の子の考えてお土産を選ぶ姿は悲しい。お土産などは、本来一緒に行けなった相手に対して、その相手を想って買うものであると思うから‥。だから私は彼氏とその女友達がいったい何なのか未だに分からない。というか、私は形だけの彼女だろうな‥。

そんな彼氏との良い思い出の無いパリが嫌で、彼が来て改めて色々観光するというのを楽しみにはしていたのだが、来ないみたいなので、もうパリに対するそういった部分の期待はしないでいる。パリは服に関しては最高の街なので、そういった部分でパリを好きでいようと思う。

日本に帰って、その女友達の代わりになる為に彼の隣にいるのも今では馬鹿馬鹿しいし‥。とにかく、留学のケジメの為に帰るんだと気持ちを切り替えている。

帰国前、いろんな事を思い出しつつ、今日はこんな感じ。

それでは。