国内屈指のファッションブロガーが書いた「販売員との接し方」という記事を読んで、
ふと思い出したことや感じたことを適当に書きます。
「ファッションに関するブログを始めます。」という前回の記事から、
実に1年以上経っている、
という事実は敢えて気にしないでください。
私は数年前から、東京コレクション等々のショーを取材に行くようになったのですが、
その中で、特に気になったブランドだけ展示会に行くようにしています。
展示会に行く理由は、
真っ暗な中で一瞬しか服が観られないショーという形式では、
溢れ出てくる自分の欲求が満たされないからです。
そして、展示会に行くと、ほとんどの場合、
そのブランドのPRさんか営業さん(時にデザイナーさんご本人)を相手に、
マンツーマンで2時間くらい、
根掘り葉掘りアイテムについて色々と聞き倒します。
時にはデザイナーさんご本人を困らせていることもあるらしいです。
さて、展示会に行っていつも思うのは、
PRさんか営業さんの商品に対する知識の豊富さです。
さらにいえば、洋服ができる工程や素材に関しても、
私など足元にも及ばないと感じることがしばしばあります。
偉いもので、2時間も話を聞いていると、
そのシーズンに展開されるアイテムのほぼ全てについて、
かなりの程度の知識を得ることができます。
ちなみに、その知識の中から絞りに絞って、
さらにオフレコを除いて書ける内容だけ、
コンパクトにまとめて、ショーレポートを書いています。
さて、本題。
以前、今ではパリにも進出している、とある国内ブランドの展示会に行った後、
そのブランドの百貨店インショップに行った際、
「このアイテムは今季の~というテーマを反映して、
~なイメージに仕上られているんですよね」と、
その店舗の販売員さんに言ったところ、
「へぇ~、そうなんですか。」という答えが返ってきました。
また、別の機会に、同じショップで、
服についている素材表記と、
商品タグについている素材表記が異なっているのを私が発見して、
その店舗の別の販売員さんに伝えたところ、
その事実には誰も気付いておらず、
その後、全国のブランドショップに表記修正の通達が出たのだそうです。
以上はほんの一例なのですが、
私がいつも感じるのは、
販売員は本当に商品に関する知識が豊富なのか、という点です。
もちろん、中には商品知識が豊富な方もいらっしゃいますが、
ほとんどの販売員の方は、
少なくともPRさんや営業さんには、商品知識の点では遠く及ばないな、
と感じてしまうわけです。
まぁ、だからといって、
「販売員なんて必要ないんだ!」
などという極端なことを言い放つつもりはありませんが。
以上、国内屈指のファッションブロガーが書いた記事を読んで、
思い付いたことを徒然ってみました。
徒然なので読みにくいかもしれませんが、どうかご勘弁を。
おしまい。
br /
1 comment for “「販売員」について徒然。”