ザ・ウールマーク・カンパニー(日本支社・東京都港区、日本支社長 サミュエル・コクデ)は「2018/19 インターナショナル・ウールマーク・プライズ(以下IWP)」の日本のセミファイナリストとして、メンズウェア部門に「sulvam(サルバム)」、ウィメンズウェア部門に「YOHEI OHNO(ヨウヘイ オオノ)」が選出されたことをお知らせします。
本年度のIWPには、46カ国以上、300名を超える新進デザイナーからの応募がありました。ザ・ウールマーク・カンパニーは、各国のファッション業界で活躍する審査委員/アドバイサリー・カウンシルとともに、すべてのアプリケーションを審査。その中から、創造性、デザインの独創性、イノベーション、そしてブランド認知が際立つ42名のデザイナーをセミファイナリストに選出しました。日本からは、メンズウェア部門に「sulvam」、ウィメンズウェア部門に「YOHEI OHNO」が選出され、2018年7月に香港で開催されるIWP アジア地区大会に出場します。
IWPのセミファイナル大会は、7月5日に香港、7月10日にロンドン、7月12日にニューヨークで開催されます。セミファイナリストは、審査委員にメリノウールを使用して製作されたカプセルコレクションを発表し、グローバル・ファイナル大会へ勝ち進む12名のファイナリストが選出されます。グローバル・ファイナル大会ではメンズウェア部門、ウィメンズウェア部門からそれぞれ1名が優勝者として選ばれ、業界のメンターサポートに加え、賞金20万豪ドル(約1700万円 *2018年5月時点の為替レート)が授与されます。また、昨年創設された「イノベーション・アワード」もあわせて発表され、選ばれた1名のファイナリストには、賞金10 万豪ドル(約830 万円 *2018 年5 月時点の為替レート)が授与されます。
2018/19 IWP の「エキスパート・アドバイザリー・カウンシル」として、ドイツ版VOGUE 編集長のクリスティアーヌ・アルプ氏や、イタリア版VOGUE副編集長サラ・ソツァーニ・マイノ氏、スタイリストでもありデザイナー コンサルタント&コスチュームデザイナーのキャサリン・ババ氏などが、次代を担うデザイナーのサポートを行います。
本年度のIWP について、ザ・ウールマーク・カンパニーのマネージング・ディレクター スチュアート・マカラックは「本年度より、デザイナーの皆さんがご自身で応募してIWP に参加できるようになりました。それにより、東京、ニューヨーク、ロンドン、メキシコ、ロシア、ナイジェリアなど世界中から数多くのご応募をいただきました。これは、IWP やファッションが国境を越え、オーストラリア産メリノウールが今日も、そして明日も、最先端のファッションであり続けるという私たちの信念を一層強固にしてくれるものだと思います。私たちはIWP を再構築し、IWP の進化とともに、次世代の才能あるデザイナーの皆さんが、最高レベルのファッション業界のサポートを受けることができるようにしていきたいと考えます」と述べています。
インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)について
インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP) は、ザ・ウールマーク・カンパニーの前身である国際羊毛事務局(IWS, International Wool Secretariat)により、新たな才能発掘のために創設され、1953 年に初開催しました。オーストラリア産メリノウールの美しさと多様性に注目する世界中の才能ある新進デザイナーにとって、世界で最も栄誉あるアワードと言えるIWP は、国境や文化を越え、若き才能にスポットライトを当て続けています。
1954 年にパリで開催された大会では、イヴ・サンローランとカール・ラガーフェルドが優勝しキャリアスタートの一翼を担っています。
※ インターナショナル・ウールマーク・プライズに関するより詳細な情報は http://www.woolmarkprize.com をご参照ください。(英語)
アジア地区大会出場セミファイナリスト
■MEN’S WEAR
sulvam / サルバム(日本)
DHRUV KAPOOR / ドゥルフ・カプール (インド)
KA WA KEY / カ ワ キー(香港)
■WEMEN’S WEAR
YOHEI OHNO / ヨウヘイ オオノ(日本)
Miuniku / ミューニク(インド)
CHEN PENG / チェンペン(中国)
CYNTHIA & XIAO / シンシア・シャオ(香港)
i-am-chen / アイ アム チェン(香港)
LEANDRO CANO / レアンドロ・カノ(スペイン)
■MEN’S & WEMEN’S WEAR
DHRUV KAPOOR / ドゥルフ・カプール (インド)
■UNISEX
THE-SIRIUS / ザ・シリウス(韓国)
YOUSER / ユーザー(韓国)
Angel Chen / エンジェル チェン(中国)
日本代表セミファイナリスト プロフィール
■sulvam / サルバム
ヨウジ ヤマモトでパタンナーとしてキャリアを積んだデザイナー 藤田 哲平が2014 年に株式会社サルバムを設立。
2014 年 日本で初めてコレクションを発表。
2015 年 TOKYO FASHION AWARD 2015 を受賞し、世界で活躍するポテンシャルのあるデザイナーに選出される。
■YOHEI OHNO / ヨウヘイ オオノ
デザイナー 大野 陽平が2014 年立ち上げたブランド。文化服装学院でパターンと縫製の基本的なスキルを身につけた後、ノッティンガム・トレント大学で奨学金を受け、2014 年 ロンドンGraduate Fashion Week で卒業論文を発表。
2015 年 F/Wコレクションでデビュー。
2016 年 TOKYO FASHION AWARD
2017 受賞。
ザ・ウールマーク・カンパニーについて
ザ・ウールマーク・カンパニーはウールのグローバル・オーソリティーであり、テキスタイル・ファッション業界を網羅した国際的かつ膨大なネットワークを通じてオーストラリア産メリノウールの研究・開発及びマーケティング活動を行う、非営利法人オーストラリアン・ウール・イノベーション(AWI)の子会社です。ウールマークのロゴは世界が認めるテキスタイルブランドであり、高品質を示すものです。かつてカール・ラガーフェルドやイヴ・サンローランも受賞した歴史あるグローバル デザインアワード「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)を主催しており、その審査委員にはヴィクトリア・ベッカムなどファッション業界をけん引する顔ぶれが名を連ねます。また、アレキサンダー・ワン、トム・ブラウン、ラフ・シモンズといった多くのブランドとのコラボレーションも展開しています。
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