Think of Fashion 051
ミリタリーファッションと軍服 #3
ミリタリーアイテムの誕生。そしてファッションへの引用
日時:2018年4月21日(土)14時開催
最も古い制服、ユニフォームは軍服であろう。目的を同じくする人間の集団が同じデザインの衣服を着る。どのような目的や経緯の中で軍服はユニフォーム化されたのか。それはどのようなデザインになっていったのか。
17世紀、ダブルブレステッドの前中心を折り返したルベールのコート、また前中心をフロッギングで飾ったコートのデザインが登場し、現在に至る軍服のイメージが誕生した。またイギリスの軍服を象徴するレッドコートが誕生するのもこの頃である。やがてそれらのデザインはナポレオン戦争時代に至る各国の軍服デザインに取り入れられていく。その後、ファッションデザイナーたちのインスピレーションになり、ロック・ミュージシャンやマーチングバンドなどコスチュームにもなっていく。
また現代の軍服に欠かせないのがカモフラージュである。その誕生には、武器の飛躍的な進歩が関係している。そのカモフラージュがいつ頃から軍服のデザインに取り入れられ、いつ頃から若者のファッションに引用されたのか。軍服の歴史の流れを踏まえながら、いつ頃、どのような過程を経てファッションやモードに引用されていったのかを解説していきます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
講師プロフィール
朝日真/あさひしん
文化服装学院専任教授、専門は西洋服飾史、ファッション文化論。
1988年、早稲田大学文学部卒業後、文化服装学院服飾研究科にて学ぶ。『もっとも影響力を持つ50人ファッションデザイナー』共同監修。NHK『テレビでフランス語』テキスト「あなたの知らないファッション史」連載。文化出版局『SOEN』他ファッション誌へ寄稿多数。旭化成「Japanese Dandy precious&elegant」展示監修、ユナイテッドアローズ「The Authentics」展示監修、NHK「美の壺」他テレビ出演。
「Think of Fashion ミリタリーファッションと軍服」シリーズは、ミリタリーファッションやミリタリールックの現状、特徴や魅力について、改めてその原型である軍服の歴史も振り返りながら、それらとの対比の中で再考してみることを目的とする連続講座(3回)です。
第1回 19世紀フランス軍の華麗な軍服 講師:中村茂(神戸松蔭女子学院大学教授) 2018年2月24日(土)14時開催 終了しました。
第2回 ポピュラーミュージックにおけるミリタリーファッション 講師:菊田琢也(文化学園大学ほか非常勤講師) 2018年4月1日(日)14時開催 終了しました。
弟3回 ミリタリーアイテムの誕生。そしてファッションへの引用 講師:朝日真(文化服装学院専任教授) 2018年4月21日(土)14時開催
日時
第1回 2018年2月24日(土)14時開催 終了しました。
第2回 2018年4月1日(日)14時開催 終了しました。
第3回 2018年4月21日(土)14時開催
会費 各回
一般 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円
学生 前売1,500円(Peatixにて) 当日2,000円
会場(いずれの回も)
スパイラルルーム(スパイラル9F)※スパイラル館内のエレベーターで9階までお上がりくださいませ。
東京都港区南青山5-6-23 地下鉄表参道駅 B1、B3出口すぐ http://www.spiral.co.jp/a_map/
お申し込み先
お申し込みはこちら
お申し込みはPeatixにて承っております。
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。
Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion 051の件」と明記していただき、下記のメールにてお問い合わせくださいませ。
contact@fashionstudies.org
※当日券は会場にて承っております。
Think of Fashionは人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ会です。
Think of Fashion 051 ミリタリーファッションと軍服 #3
主催:Fashion Studies
協力:スパイラルスコレー
企画:篠崎友亮(Fashion Studies)