matohuの長着。

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matohuはmatohu(まとふ)は2005年に設立された日本のブランド。
matohu(まとふ)と書いて「まとう」と読み、「纏う(まとう)」と「待とう」にかかっています。
デザイナーは、堀畑裕之さんと関口真希子さんのご夫婦です。

以前、スパイラルで開催された慶長の美展では、念願の長着(ながぎ)を購入したのですが、その魅力にすっかりハマってしまい、今シーズン、2着目の長着を購入しました。
※長着が分からない方はWikipediaを見てみてください。

購入した長着はこちらと同じ生地を使った長着。

※画像は公式サイトからお借りしました。
裏地がウール、表地をナイロン(うろ覚え)にした生地に熱を加えることで裏地のウールを表にあぶりだしているような生地になっています。
この生地、本当見てみないと分からないですが、光沢感と重量感がすさまじいです。

ちなみに私が1着目に購入した長着はこれ、カブキモノと言われるシリーズ。

カブキモノのシリーズは本当にツボで、これもすごく素敵でした。(売り切れ無念)

慶長の美展では、こちらの「高台寺蒔絵」の長着も販売されていて、すごく迷ったんですが、生地が繊細なので仕事に着ていくにはさすがに・・ということで断念しました。
長着で仕事に行ってるんかい!という突っ込みがあるかもしれませんが、普通に好きな服を着て仕事に行っています。。。

ちなみにこちら、秋草を摘むところからはじめて、型を起こし、この手法をやってくれる京都の職人さんを探し、手刷りの3種類の粉箔を落として、それが洗濯でも落ちないように加工・・・とすごい手間を掛けて生地を作っているそうです。

そして春夏はガラッとイメージが変わってすごく爽やかです。
私には爽やか過ぎて手が出ませんが、春夏の生地の方が季節的には長く着れるしさらっと使いやすいので、是非いつかダークな春夏のコレクションをやっていただきたいです。

路面店も今夏できたので気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

matohu 表参道本店
東京都渋谷区神宮前5-9-25 1F
TEL 03-6805-1597 OPEN/CLOSE 11:00~20:00 定休日:無し
最寄駅 「表参道」「明治神宮前」「原宿」
http://www.matohu.com/ja/shopinfo/index.html

ちなみに慶長の美の10年間に関しては公式サイトに説明があるので興味のある方は読んでみてください。
※備忘録として※
2005-2006AW「織部」
2006SS「帷子」
2006-2007AW「高台寺蒔絵」
2007SS「嵯峨本」
2007-2008AW「南蛮」
2008SS「志野」
2008-2009AW「慶長小袖」
2009SS「辻が花」
2009-2010AW「かぶき者」
2010SS「織部2」

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