GASPARD YURKEVICHのアトリエ訪問。

投稿者:

10月5日、GASPARD YURKEVICH(ギャスパー ユルケヴィッチ)
アトリエに行ってきた。

場所は、マレ地区。ギャスパーの路面店の近くにある。



(外からみるとこんな感じ。)

中に入ると、先日のショーで着用されたものが飾ってある。

靴は日本でもよく見かけますね。

また、商談ができるようにテーブルも設置されており、
ギャスパーが誰かと電話をしている。

邪魔にならないように・・と洋服を見ていたら、
そこには、2006SSパリメンズコレクションで発表された洋服も置いてあった。

発表の時期は違っても、同じブランドのメンズとレディース。
生地やディテールが似ていて、ギャスパーらしさを感じる。

服を見ていると、先日行ったショーの映像を流してくれた。
実は、ショーの間、バックステージにずっといたので、
ショーをちゃんと見るのはこれがはじめて。

ショーは、生演奏の中、ステージの上で歌手が歌い、
そのステージの周りをモデルが歩くというもの。
モデルが最後の衣装を着た後には、順次ステージの上に立ってじっとポーズをとる。
最後のモデルがステージに立ち終えると、ステージが回りだし、
その間もずっと歌手が歌いつづける。
最後には、ギャスパーが出てきて、歌手とともに挨拶。

それで、やっと、ショーの最後に全員がまとめてバックステージに
戻ってきた理由がわかった。

本当に、バックステージでは、ショーの様子がほとんどわからないのである。

ビデオを見終えた後でも、ギャスパーは、とても忙しそうに、
訪れたクライアントの対応をしたり、電話を掛けたりしている。

邪魔をすると悪いので・・と思い、一旦、アトリエを出て
ギャスパーの路面店に行くことにした。
(路面店の様子は、後日、ショップ情報に載せる予定です。)

・・路面店を見終えたあとにアトリエに戻り、程なくすると、
ギャスパーが私達のために席についてくれ、話をしてくれた。

「今回のテーマは、IT ALL TATTOOS YOU。そして、サブテーマはピンナップ。」
「タトゥー、すなわち、刺繍は、人間に刻み付けられると消えません。」
「人間の記憶も、刺青のようなものだと僕は思います。」
「先日、詩人である私の父が他界したのだけれど、父のことを忘れないために、
僕は、このテーマにしました。」
「サブテーマのピンナップは、ショーの最後に、ステージの上でモデルがポーズを取っていることに現れています。」

(多分、こんなことを言っていたと思います。
正直、素人の私には、デザイナーさんが挙げるテーマと、
その洋服の繋がりがよく分かりませんでした)

いろいろなお話を聞かせていただいた後、恒例の記念撮影。
ギャスパーひとりの写真を撮らせて貰った後、一緒に撮影もしていただきました。

そして、一緒に同席した相方のブルゾン(エィス)を誉め、
そのブランドが日本のものだと知ると、
「僕はATOが好きだよ。あと、ZUCCAの小野塚さんも友達だよ。」と。
日本のブランドが好きだったりする(といっても、ATOは一時パリで活動していましたね)
ギャスパーの一面が見られてちょっと嬉しかった1日でした。

ちなみに、こちらに来て、いままで3人の男のデザイナーさんと
写真を撮る機会がありましたが、女性に対しては、
みなさん写真を撮る時に肩を組んできます。
外国人はフレンドリーですね(といっても、男性には肩を組まないようです)。

Gaspard Yurkievichの商品をお探しの方はこちら。

1件のコメント

コメントを残す