10月4日、パリコレ公式参加ブランドのひとつである
COSMIC WONDER(コズミックワンダー)、
2006春夏コレクションに行ってきた。
会場は、ポンピドゥーセンターの近く。
開始時刻の15:30を少しまわって会場に着くと、
会場の入口には人が沢山待っている。
チケットを持っているのか、入場の順番を待っているのかは
よく分からないが、待っている人の中に、
ギャルソンの今シーズンのすごい刺繍の服を着ている人を発見。
お店で見つけて「すごい凝った刺繍の服だなあ・・」と感心し、
その価格に、着る人がいるのかなあ?と思っていたけど、
実際、街で着ている人を見ると素敵なものです。
思わず見とれる。
そして、ショー。
今回のショーも、前回と同様、展示会形式のようである。
テーマは「マジックヴィレッジ」。
入口は穴になっており、穴の中に入るとそこは真っ暗。
暗闇の中に女の子(モデル)が座っている。
周りには木の枝や岩が置いてあり、彼女は身動きしない。
そして、セミの声や滝の音が聞こえ出す。
次の部屋に移動すると、部屋は明るくなっており、
壁際に身動きしないモデルが立っている。
モデルの手前には、大きな岩が置かれている。
また他方の壁では、ボード(?)に丸い穴が空けられていて、
穴から映像が流れている。
身動きしないモデルを見ながら、セミの声や滝の音を聞いていると、
そこは、現実ではない空間にいるような気分になる。
この気分が、マジックヴィレッジの言葉の意味なのかな・・
と思いつつ、ショーをあとに。
幻想的な展示会でした。
ちなみに、後日、展示会会場跡を訪ねると、岩などがまだ残されていました。
展示会で見た岩の裏には、実は、女の人の像が彫ってあったみたいです。
表からみた写真。
裏から見た写真。