こういうブログを書いていると、さぞかしオシャレな人だろうと思われるし、オシャレだと思い込んでしまっている人もいる。
しかし何度か書いているように、私はオシャレではない。
先日会った、大学時代の友人は気持ちよくそのことを指摘してくれた。
「お前はよぉ、何か垢抜けないんだよなぁ」それは通常落ち込むべきセリフでありながら、私にはとても嬉しい指摘だった。
「やっぱお前はわかってたよな。そうなんだよ。自覚してんのよ。でも、詳しいからって勘違いしてしまう人も多いんだよ」
と、破顔しながら彼に答えた。
元々にセンスが欠けている私は、知識をもってそれを補った。
きっちり詰めようと思えばできるのだが、それを億劫と思うため、普段は適当に服を着て、その結果『何か垢抜けない』状態になってしまうのだ。
(そしてその適当さ加減は、最近さらに悪化している…)
仕事のときは2プライスのスーツでもいいし、もっとショボイスーツだって持っている。
(でも品質の悪いアイテムはやっぱりダメだね。形態安定のポリ混シャツとか着ていてイヤだもの)
しかしそれでも構わないと思っている。
要は「やろうと思えばできる」
その意識が大切だと思っているからだ。
そして、その意識は自分で納得いくだけ勉強したという自負と、それで結果を出したという矜持が支えている。
(参考・ファッションマニアへの経緯1・2・3・4)
自然体なオシャレは見てわかるし、オシャレに興味を持って頑張ってもいる人もわかる。
そういう人にはそういう風に接するだけの余裕がこちらにある。
これ見よがしに生半なオシャレを振りかざしている人には、たまに寸鉄を打ち込みたくなるが。
うちの母親はかつて着道楽をした人間である。
洋服に加え、和服にも相当のお金を使い、和服の仕立てにまでこだわったという。
それでいながら普段はボロを着ている。
「みんなね、私が適当な格好しているから、そういう人間だとは全く思っていないのね。でもたまにパーティがあると、私はきっちりこだわって仕立てたドレスで決めていくの。するとみんながびっくりするの。それが可笑しくてね(笑)」
これを私はとてもイキだと思う。
そして、こういう人が怖い。
私の方向は母親ともまた少し違うが、「やろうと思えばできる」という意識と、たまにはそれを実践することで、私は矜持を持ち続けていきたいと思っている。
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