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和洋女子大の授業で地元 女子和太鼓チームの衣裳制作 デザインから縫製までの15着披露@3月20日市川 音楽祭

学校法人和洋学園 和洋女子大学(千葉県・市川市、学長 岸田 宏司)は、服飾造形学類の2年生の授業において、女性のみで構成された創作和太鼓チームの衣装を制作しました。2016年3月20日(日)開催の「手児奈太鼓 春の音楽祭」で、実際にその衣装を着た演奏が披露されます。

完成した衣裳を着用したメンバーを囲んで

完成した衣裳を着用したメンバーを囲んで


服飾造形学類の2年生13名が受講している「現代きもの設計」(担当 伊藤 瑞香 助教)では、美しい和服姿を表現することを目標に、日々学んでいます。

市川市を拠点に活動する創作和太鼓チーム手児奈(てこな)太鼓のメンバーから、若い視点を採り入れた衣裳の制作を依頼されました。手児奈太鼓とは、地元市川のイベントや定期演奏会だけではなく、海外からも演奏を依頼される、女性のみで構成された創作和太鼓チームです。
15着の制作を2015年10月からの授業内で制作することになり、2016年3月10日に最終フィッティングが行われました。

2015年10月に行った第1回目のミーティングでは、演奏時の動きや、実際に舞台上で起きたトラブルなどの説明を受けました。学生からの質問では、衣裳のテーマ、色、素材といったことから、洗濯、管理方法といった細かな点についての質問がでました。
13名の学生達は、授業時間外にも制作作業を行い、細かな修正を重ねながら最終フィッティング日にあわせ、衣裳を仕上げました。
演奏時の身体の動きに衣裳が反応し、観客にも演奏者の躍動感が伝わるよう西洋の甲冑(かっちゅう)を参考にデザインを採り入れたこと、動きやすくするための工夫した点、洗濯に対する強さを考慮した生地選びの経緯などが学生から説明されました。今回制作された衣裳は、2016年3月20日(日)市川文化会館で開催の『手児奈 春の音楽祭』のなかで着用されます。

仕上がった衣裳を確認した手児奈太鼓のメンバーからは、「是非実際に演奏している姿も見ていただいて、より実践的な意見交換を今後の制作活動でも行っていければ」と感想をいただきました。制作に携わった服飾造形学類2年の田邉さんからは、「人のためのものづくりには責任が伴い緊張しましたが、道具の使い方や繊維の特徴など、新たに学ぶことも多く、いい経験になりました。」とありました。

和洋女子大学服飾造形学類では、洋裁、和裁、ニットをはじめ、デザイン、染色など、多彩な技術、基礎から専門まで幅広く習得することができると同時に、素材選択や衣服設計などの理論も学べるカリキュラムが特長です。めざしているのは、技術と科学、双方の側面から「ファッション」を総合的にとらえることができる人材の育成です。

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【手児奈太鼓 出演イベント】
開催名 : 手児奈太鼓 春の音楽祭
日時  : 2016年3月20日(日)
      開演16:30/終演18:30 (開場16:00)
会場  : 市川文化会館 小ホール
所在地 : 〒272-0025 千葉県市川市 大和田1丁目1-5
アクセス: JR総武線 本八幡駅から徒歩13分
     京成線 八幡駅より徒歩15分
     都営新宿線 本八幡駅A3出口より徒歩10分
     ※バスでご来場される方は「文化会館前」下車
     ※有料駐車場(36台30分100円)は台数に限りがあります
入場  : 無料
URL   : http://ameblo.jp/tekona-daiko/

【和洋女子大学 服飾造形学類 オープンキャンパス】
日時  : 3月26日(土)受付12時30分~
所在地 : 〒272-0827 千葉県市川市国府台2-3-1
アクセス: JR 市川駅からバスで8分「真間山下」下車
        松戸駅からバスで20分「和洋女子大前」下車
      京成線 国府台駅・和洋女子大学前駅より徒歩9分
予約  : 不要 ※個別相談もできます。
URL   : http://goo.gl/z5iDJ8

【和洋女子大学について】
<教育理念>人を支える「心」と「技術」を持って行動する女性の育成
URL: http://www.wayo.ac.jp/

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