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ボッテガ・ヴェネタ 2015年春夏コレクションの広告キャンペーン <アート・オブ・コラボレーション>に荒木経惟を起用


ボッテガ・ヴェネタは、2015年春夏コレクションの広告キャンペーンに荒木 経惟を起用いたしました。ウィメンズウェアとメンズウェアのコレクションを対象とするキャンペーンで、撮影は東京で行われました。荒木が手掛けた今回の広告は、ボッテガ・ヴェネタがこれまで続けてきた才能あふれる傑出したアーティストたちとのクリエイティブなコラボレーション・シリーズの最新作となります。
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2015年春夏コレクションは、メンズ、ウィメンズともダンスや身体の自由な動きからヒントを得ています。ウィメンズのカラーパレットはディープネイビーやスカイブルーといった色をメインに、ペールやミスト、バナーヌなどの明るい色を合わせています。一方、メンズのカラーパレットはブルー系やグリーン系の色が中心で、ウィメンズと同じく淡い色でバランスをとっています。どちらのコレクションも、上品でリラックスした雰囲気を醸し出しています。素材は風雨にさらされたような独特の手触りのものが揃っており、ウィメンズは洗いをかけたカーフスエードや厚手または非常に薄手のニット、ギンガムチェックやデニムなどが使われているほか、スパンコールやキャビアビーズの装飾がところどころにあしらわれています。メンズは驚くほど柔らかいラムスキンやスエード、カシミアのニットやリネンが使われており、スモッキングやステッチ、退色加工などさまざまな工夫によって着古したような風合いを引き出しています。ウィメンズのハンドバッグは柔らかさとオーガニックなフォルムが特徴で、多種多様な素材の組み合わせがアクセントを添えています。また装飾のない─
BTストラップのフラットシューズが多くのルックの足元を支えています。メンズを代表するバッグは柔らかなイントレチャートのバックパックで、簡単に変形させることができます。

荒木 経惟は最も著名な日本人フォトグラファーの一人であり、独特な作風は長年にわたり世界的に評価を得ています。1940年に東京で生まれた荒木は千葉大学で写真や映画を学び、卒業後しばらくは商業カメラマンの仕事をしていました。その後、より刺激的な主題に目を向けるようになった荒木は、1971年に妻・陽子さんとの新婚旅行を写した写真集『センチメンタルな旅』を出版。二人のプライベートな、親密なひとときを表現しています。陽子さんは1990年に亡くなるまで、荒木のミューズであり続けました。社会の規範に挑むという荒木のスタンスはさまざまな議論を呼び起こしてきました。特に体をエロティックな形で縛り上げる緊縛という手法によってロープできつく縛られた女性たちを写した作品は最も有名で、また大きな論争を巻き起こしました。死と欲望、支配と服従、誠実さと礼節というテーマに満ちた荒木の写真作品は、ロンドンのテート・モダンやサンフランシスコ近代美術館など、数多くのコレクションに収蔵されています。

ボッテガ・ヴェネタのクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーは「ただ単純に刺激的であるという以上に、荒木氏の作品には力強い誠実さと人間としての痛切な感情がひそんでいるからこそいつまでも記憶に残るのだと私は思います。荒木氏は独自の視覚的な言語を持っており、今回のコレクションがどのように解釈されるのか、とても楽しみでした。そして今回のコラボレーションが生み出した結果に、とても満足しています」と語っています。

これまでに数多くの有名アーティストがボッテガ・ヴェネタの広告作品を手掛けてきましたが、荒木は今回のキャンペーンを通じて新たにその仲間に加わりました。ボッテガ・ヴェネタはこれまでにライアン・マッギンレー、デヴィッド・シムズ、ピーター・ヒューゴ、デヴィッド・アームストロング、ラルフ・ギブソン、ピーター・リンドバーグ、コリエール・ショア、エルヴィン・オラフ、ジャック・ピアソン、モナ・クーン、ロバート・ポリドリ、アレックス・プレガー、ロバート・ロンゴ、ナン・ゴールディン、スティーブン・マイゼル、ラリー・サルタン、トッド・エバリー、ニック・ナイト、サム・テイラー・ウッド、アニー・リーボヴィッツ、ティナ・バーニー、スノードン卿、スティーブン・ショアー、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシアとコラボレーションを行っています。ボッテガ・ヴェネタの2015年春夏コレクションの広告キャンペーンは、厳選された雑誌に来年2月より登場し、世界各国に発信される予定です。

なお、今回の撮影の様子を記録したドキュメンタリービデオは、2月にボッテガ・ヴェネタの公式サイトのアート・オブ・コラボレーションの映像シリーズに収められる予定です。

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