東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」を運営する株式会社東急モールズデベロップメント(本社:東京都渋谷区、社長:大石次則)は、鹿児島ターミナルビル株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、社長:大隈信彦)が運営するJR鹿児島中央駅に直結した駅ビル『アミュプラザ鹿児島』本館2階に「SHIBUYA109 KAGOSHIMA」(シブヤ イチマルキュー カゴシマ)を今秋(予定)にオープンします。九州地区における SHIBUYA109 の展開、駅ビルへの出店は当社として初の試みになります。
この度、『アミュプラザ鹿児島』への出店を決定した理由としては、以下の点をあげることができます。
◆SHIBUYA109 が渋谷の街の象徴として独自に育ててきたカルチャーを日本全国に発信したいという当社の考えが鹿児島のライフスタイルに新しさ・楽しさ・感動を届けたいと考える『アミュプラザ鹿児島』の商業施設づくり理念に共鳴した。
◆鉄道を利用する多くの通勤・通学者が集まる駅に直結しており、その利便性と集客力、施設規模に魅力を感じるとともに、開業10周年を期に行っている大規模リニューアルにおいて、「ファッションビル“アミュプラザ”としての地位を更に強化する」とのことを意義のひとつとして掲げており、レディスファッションの分野においても成長性に期待できる施設であると判断した。
以上のようなことから「SHIBUYA109 KAGOSHIMA」」の出店がJR鹿児島中央駅改札口に直結する本館2階レディスファッションフロアにこれまでにない彩を添え、新たな顧客を呼び込むことで、『アミュプラザ鹿児島』の発展に大きく貢献できるものと考えています。
また、今回の出店形態はSHIBUYA109が持つ世界観をコンパクトに凝縮した“SHIBUYA109パッケージ”形態での出店になり、2011年4月に大阪市阿倍野区の大型ショッピングセンター内に出店した「SHIBUYA109 ABENO」(シブヤ イチマルキュー アベノ)に次ぐ第2弾となります。当社で『アミュプラザ鹿児島』本館2階フロアスペースの一部を賃借し、各テナントに転貸する形態です。
“SHIBUYA109パッケージ”は、SHIBUYA109において成熟したテナントが次なる成長をSHIBUYA109ブランドのもとで図っていくための受け皿としての役割と地方における有望なテナントを発掘する役割を担うものとして企画しました。また、そのコンパクトさから既存商業施設や新規商業施設のヤングレディスファッションフロアの核としてビルトインさせることが可能であり、商業施設間競争の差別化要素として活用いただけるものと考えています。当社としてもSHIBUYA109の多店舗展開を、スピード感を持って進めることができると考えており、今後も政令指定都市などの主要地方都市を中心に既存商業施設や新規商業施設への出店を検討し、第三弾、第四弾と続けていきたいと考えています。
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