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デザイナー・marieさんへのウェブインタビューの回答

貴方のプロフィールを教えてください
「30代前半の女性・東京都在住 URL」

貴方は服飾専門学校出身ですか?
「福岡にある服飾系短期大学デザインコース」

貴方のお仕事内容の詳細を教えてください
「国内ブランドびアモナヴィー(A mon avis)。自分で立ち上げたブランドの為、コンセプトからデザイン・パターンチェック・工場とのやり取り・グラフィック・コーディネート提案・国内外バイイング・海外(パリ)での展示会・販促・ショップの内装などなど全般。」

貴方はファッションショーをしたことがありますか?
「はい。(前職・フランスライセンスブランド)青山某イベントスペースにて。」

貴方がデザイナーになった理由を教えてください
「小さいころから絵を書くことと音楽が好きで、高校生のときにデザイナーか声楽家になるか迷って、母親の勧めもあって結局デザイナーを選択。」

貴方がデザイナーになるまでで最も苦しかったことは何ですか?
「バブル入社組のため、スムーズに仕事やキャリアを積んできました。」

貴方がデザイナーになる前に経験したことで、最も有益だったことは何ですか?
「学生時代には、遊びも勉強(学校は皆勤賞)・課題もアルバイトも時間が足りないぐらいに楽しみながらがんばりました。」

貴方がお仕事中、嬉しく感じるときや悲しく感じるときはどんなときですか?
「ブランドの服を『可愛い!』などお客様の声を身近に聞けたとき。 一番嬉しかったのは、たまたま居合わせた私に『このブランドのために働いてるんですよ~』って言っていただいたときです。 満足したものが出来上がった時ももちろんですが、それを着て喜んでもらえるのが一番です。 悲しいときは、大事に作り上げた商品がセールに出るときです。。。 売れないものを作る事は、いろんな意味で悲しいことです。」

貴方がデザイナーという仕事に嫌悪感を抱くときはどんなときですか?
「今のところありませんが、嫌悪感を抱いたときはやめるときでしょうね。」

貴方が感じるデザイナーの醍醐味は何ですか?
「好きなことを仕事にできる喜び。幸せな時間が仕事の時間です。 今の人生において仕事をする時間がそのほとんどを占めるのですから、幸せの時間が多いと思えるのは素晴らしいと思えます。」

デザイナーにとって大事なことは何だと思いますか?
「楽しく仕事することが一番です。楽しいと元気で頑張れます。楽しいことは時間を忘れます。楽しいことは損得勘定を忘れます。楽しいことは前向きでいられます。 楽しいことについて皆努力を惜しみません。 逆に苦しく仕事すると、苦しい商品はお客様に伝わります。」

デザイナーという職業について、世間の認識が間違っていると感じることはありますか?
「本当に素晴らしい遊んだデザインや面白いデザインを作り出す人は基本やファッションに対する歴史を勉強しています。 誰でもできると思って勉強や努力をしない人のデザインは一見同じようにコピー、されていても全く違うものです。」

デザイナーを志す若者に、ひとことお願いします
「誰でもなろうと思えばデザイナーになれます。 デザインするだけなら誰でもできますからね。 ただ、喜んでもらえる服作りができるかどうかが大切です。 流行に流されて来年には捨てられる服より大切に宝物にしてもらえるような服作りがだれもが目指すところなんじゃないかなぁ。。。 ファッション業界をみんなで価値あるものにしましょう。 頑張ってください。」

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