警察×友人

中学からの親友と1年ぶりに電話しました。
俺が最も影響を受けた友人であり、最高に面白い友人です。
色々話していたら、また面白いエピソードを聞きました。

こないだ車の放置シールを貼られたんですが、それについて彼に伝えたら
「俺もさぁ、去年バトルしたんだよ。大変だったんだから…」

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要は追い越し禁止で捕まったんだけどさ、俺は確実に安全運転してたんだよ。俺のことだからわかるだろ？
前の車がノロノロ走っててさ、多分地図なんか見てたんだろうな。
ちょっとそれに合わせてたんだけど、いい加減こっちもイライラしてきてさ。
そしたらその運転手が、右手で先に行ってって合図出したのわかったのよ。だからゆっくり横に並んでさ、しばらく併走気味になって、ガン飛ばしてゆっくり抜いていったのよ。
そんなんだから、速度違反にもなってないわけ。

そしたら抜いたところで警察に呼び止められたの。
そんで『追い越し禁止だ』とかぬかすから『前の車が先に
行けと指示があったんです、それに速度超過もしていません』
って言ったのよ。
『それでも追い越したのは確かだろ』なんて言うから、
『それじゃ僕の追い越しは本当に危険行為だったんですか？』って言ったのさ。
『僕は完全に見通しも１キロ先まで見越していましたし、
車線もオーバーしてません。それでも違反だというなら、
好きにして下さい。ただし、僕は時間が無いので先に行かせて
貰います』って言ったら『それはダメだ。そんなら出るとこ
出てもらうことになるかも知れないぞ』って言いやがった。
こっちも『全然構いません、というか僕は今のこの会話を
携帯に録音してますからね。その出るとこ出てもらうってのは
脅迫にならないんですか？』
って言ってやったら『とりあえず近くの署で話そう』って出や
がった。
『そのとりあえずって言葉も録音してますけど、こっちに
とっては大事なことなんです。とりあえずの意味を教えて
ください。それが理解できないと行きません。知らない警官
大勢に囲まれることになったら、こっちも不愉快ですし』って
言い出したら困り始めてさ
『ちょっとそばで取り締まりしている、上の者に来て貰う』
って言い出すから『それはおかしいでしょう？あなたはあなた
の責任でこの仕事をしているわけですから、あなた自身が
決めることなんじゃないですか？』
『キミみたいなケースは初めてだ』
『いやそんな問題じゃぁ無いでしょう。僕だってこんなのは
未経験です。あなたと私は同じ条件なんだ。あなたはあなたの
経験から、僕を違反だと思ったんでしょう？そこであなたは
どうして腹に力を入れて物事を決定できないんですか？』
って言ったらまた困って『上司を呼ぶ』って、結局上司が
来ちゃったのよ。

そいつは現場を見ていないわけじゃん？なのに『追い越しを
したのは事実なんだろう？速度超過もしていたじゃないか』
なんていうから、ソッコーで一緒に乗っていた友達が『いえ、
完全に超過していませんでした』って答えてくれた(笑)
『あなたは見てもいないのに勝手に断定するんですか？』って
言ってやった後で『あの、これも全部録音してますから』って
チョコチョコつついてさ(笑)
やっぱり上司も『キミみたいな人とはゆっくり話さないと
わからない。とにかく署に行こう』って話に持ち込んでくる
から『あなた方にとっては仕事ですし、その方がいいんで
しょうけど、僕にとってはただの帰り道でしかないんです。
２点、９千円の罰金にしては拘束レベルが高すぎるんじゃない
ですか？』
って言ったんだ。
『よく２点９千円なんて知ってるな。法律関係者か？』なんて
言ってきたから『そんな話はしていない。その質問には後で
答えます』って打ち切ってやった。

『僕を追い越しで捕まえたんでしたら、どの車を追い越したか
も控えてますよね？その車が前に行けと指示したんですから、
僕を署に呼ぶんでしたら、その運転手も一緒の時に呼んで
くれたときにして下さい』って言ったんだ。
それでも署に行くことになったんだけど、そのときも『僕の
正当性が証明されたときには、この拘束された時間を保証して
くれるんでしょうね？』ってつついたし『僕の運転状況は一緒
に乗っていた彼らに訊いて下さい。もちろん別の場所で結構
です。呼び止められてすぐ降りたんだ。打ち合わせしていない
ことはわかっているでしょう』って言ってやった。
そしたら、本当に前の車の運転手を呼び出しやがってさ。
それ聞いて『運転手が署に入ってくるところから待たせて
くれ』って言ったよ。来た後に裏で、変な口裏あわせされたら
困るからさ。
それに書記も付けてくれって言ったよ。
そして、１時間くらいして運転手のおっちゃんが来たら、開口
一番『いやぁ、道がわかんなくて、ナビ見ながら走って
たんで、先に行ってくれって合図したんだよぉ』って言って
くれてさ。
『25kmで走ってたなぁ。兄ちゃん、ゆっくり追い抜いていって
くれたよな』なんてことも言ってくれちゃってさ。
本当にこっちが強気で警察に言ったとおりのことを、たまたま
言ってくれてさ(笑)
俺とおっちゃんの見事なコラボレーション？(笑)
したら警察も認めざるを得なくなってさ、曖昧な介入に入って
きたわけ。
『ごめんなぁ。でもちゃんとシートベルトはしてたのか？』
って笑いながら言ってきたから『していました。あの、そう
いう事言われるの不愉快なんで、控えてくれませんか？』って
和みをつぶしてやったよ(笑)

拘束時間の保証してくれって言ったのも憶えてたらしく
『うちら公務員だしお金で保証するとかできないからさ』って
近くにあった土産のお菓子を渡してきたから
『あ、拘束時間と貰ったお菓子、ちゃんとメモしといてね。
あと名前は…オガタさんね。線は3本と』って友達に指示
したら焦ってた(笑)
『で結局、キミは法律関係なの？』って訊かれたから
『ただの水道屋』ですって答えてやったよ。
そんで上司と、最初の警官と記入係の警官に並んでもらって
謝罪してもらったね。『非があったのなら謝るってのは当然
ですからね』って説教もしてやった(笑)
向こうも都合のいいこと言いたいから『正当性を主張したい
んなら、キミみたいにその場でしっかり主張しないといけない
な』って言いやがるから
『自分の失敗をタナに上げないで下さい』って釘も刺したし(笑)
最後に『あの、キミが録っていた携帯の録音も消去してくれる
かな？』って言ってきたから『最初から録ってませんよ』って
言ったら『そっちこそ脅迫じゃないか！』って憤慨してた。
すぐ『いや、本当は録ってましたよ。今ここで流しましょう
か？』って切り替えしたら『えっ？いや、それはいい。消して
くれ』って焦ってさ。
本当に録っちゃいなかったんだけどね(笑)
『残るとまずいこと話してたんですか？』『まずくはない
けど、一応解決した問題だからさ』『まずくないなら記念に
とって置きます』って動揺させたあとに
『じゃあ、消しますよ』って全然関係ない日付の録音を消去
しといた(笑)
それにしてもあいつらの追及うまいなー。
揚げ足取りって言われた俺でも大変だったもん」
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えぇ、ゲラゲラ笑いつつ、メモ取りながら聞いてました。

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料理で甘味をつけるときに、砂糖の代わりにハチミツを使うのもいいみたいですよ。
知り合いの店では、キムチの甘味付けにハチミツを使っていました。