G3ジャパンツアー2005参戦!

5/9の東京国際フォーラムで行われたG3 JAPAN TOUR 2005に参加してきた。

いつもながらラインナップがすごいですよ。
ジョーサトリアーニスティーヴヴァイジョンペトルーシですから。
日本公演が発表されたときに行きたいと思ったものの、すっかり前日まで忘れていました。
丁度9日に都内に出る用事があったので、前日にPCを扱っていたところ、夕方からライヴがあることを認知。
当日券あるかなぁと、用事のあとに会場へ向かった。

会場前にダフ屋さんがいたので1階の後ろの方だけど7000円で購入。正規価格は前売り8500円。ダフ屋さんありがとう。
まあ開演10分前だったからね~。


最初はペトルーシ。
バンド面子がいいやね。マイクポートノイと、デイヴラルー。
ドリームシアター(&リキッドテンションエクスペリメント)の盟友と、ディキシードレッグス(スティーヴモーズのバンド)のベースだもん。
国内未発売のソロアルバムからの曲ばかりで、全部知らなかったので「ほー」って感じで聞いてました。
多分このblogと同じ曲順なんじゃないかな?
演奏は職人芸って感じ。
彼の特長であるマシンガンピッキングで、これでもかってズクズク弾いてた。

インストライブのオーディエンスってどんなんかな?って思って回りをみると、みんな突っ立って聞いてるのね。
変拍子ながらノッていた俺は、マイノリティでした。
でも面白いパフォーマンスが何かあるわけじゃないんで、たまに座席に座ったりしてたけど。

お次はヴァイ。
会場に出る前からヴァイのギターで「ヤッホー」みたいな客席を煽る音が。
この人はギターで喋りますからね。(喋りのイントネーションに合わせて音を出す)
これもバンドがいい。単独でG3に参加しても遜色ないトニーマカパインと、スーパーベーシストのビリーシーン。
ビリー目立ちすぎ。もっとトニーもフィーチャーしてくれよ!って思いました。
パフォーマンスはエライ派手でロックショーって感じ。
イングウェイが参加したときのDVDライヴ・イン・デンバーを観たらわかります。
同じパフォーマンスしてますから。

ヴァイは音が良くなかったなぁ。Drの音抜けが悪かったし、ビリーも中域を上げた音出すからギターとぶつかるし、Keyは殆ど埋もれてた。
ヴァイ自身の音もリヴァーブが強くて、他の音の邪魔してたし。
セットリストはやっぱり最新作から演っていたようだけど、そのアルバムを聞いていないのでわかりません。

さて、G3企画のホストジョーサトリアーニの出番。
「コンバンワ」「ワタシハ、ジョーサトリアーニデス」なんて日本語でご挨拶。
そういやこの人京都でギター教えてたことあったんだっけか。
キャッチーな曲が多いこともあって、一番聴かせる演奏。
期待はDrのジェフカンピテリ。
元々サトリアーニの曲ってすっごい単調な8ビートが多いんだけど(ドン、パン、ドン、パンってだけの)それでもCDで聞いていて、すっごいうまい。
スーパーテクニックでうまい人は多いけど、本当に単純な8ビートでこんなに表情つけて叩けるなんて!
ジョーの演奏にはやっぱりこの人のDrが合ってるなぁ。
(ジョーサトリアーニバンドのプレイを観たい人はこちらで公開中)

DVDで発売するために録画してるって事をMCで喋っていたんだけど、WAR()って曲の途中で弦が切れて一旦袖に引っ込む。
バンドは「アレあれ?」って演奏を続けていたけれど、戻ってきて演奏ストップさせて「DVDに録ってるからもう一回ね」みたいな事言って再演奏。
曲目はやっぱり最新作Is There Love In Space?から3曲くらい演ってた。でもこのアルバムあんま良くないから残念。
演っていたのは
Up in Flames()
Summer Song()←超代表曲
Always With Me, Always With You()←名バラード
Is There Love in Space?()
Searching()
Flying in a Blue Dream()

せっかく新作から演るならIf I Could Fly()を演って欲しかった…

そのあと3人集まってのセッション。
1曲目はFoxy LadyでDrにポートノイ、Baにマットビソネット。
2曲目はZZトップの曲でDrがジェフに交代、んでBaにビリー合流(ダブルベース!)。
3曲目のはロックの殿堂入り名曲Smoke On The Water!!
歌はなんとマットビソネット。案外歌うまいじゃん。
色々ソロまわしていたけど、ズクズク弾くペトルーシに、タッピング&アーミングのヴァイ、そしてエスカレートしていく速弾きにストップをかけるジョー。

4曲目前にゲスト登場!
マーティ・フリードマンじゃんか。
「コンナスゴイヒトタチトイッショニヤンノ、ビビッチャウジャン」って日本語でカマす。会場バカ受け。
最後はGoing Downを短めで終わらせて終了。
5時スタートの9時過ぎまで4時間。
なげーよ!

日本でG3興行うつなら、人気的にはジョー、ヴァイに加えるとイングウェイ、ポールギルバート、ペトルーシあたりを集めないと商売にならないよね。
他に演奏的に参加資格あるのはリッチー・コッツェン、アンディ・ティモンズ、キコ・ルーレイロ、ジョージ・リンチ、トニーマカパイン、スティーヴ・モーズ、グレッグ・ハウ、スティーヴ・ルカサーあたりか?
個人的にはティモンズが一番観たいです。
そういうギタリストをまとめられるのは、ジョーサトリアーニしかいないんだろうなぁ。

ロックバンザイ!?

Steve Vaiの音楽はこちら。一押しアルバムは
John Petrucciの音楽はこちら。一押しアルバムは
Joe Satrianiの音楽はこちら。一押しアルバムは


Comments

“G3ジャパンツアー2005参戦!” への2件のフィードバック

  1. なんかこのブログを読んだだけでおなかいっぱになった感じですが、とにかく4時間お疲れ様!結果的にはお買い得だったでしょう?(笑)
    ドリームシアターも最低3時間は演奏して「まだ足りない」とか言っていきますから。
    しかし、登場人物の名前がわかるだけでも、音楽面でUGの影響をかなり受けているのではないかと実感してしまいました。
    ペトルーシかっよくなったよねぇ。ビジュアル面が。(笑)是非またご伝授くださいませ。(礼)

  2. お買い得でした。
    ペトルーシ。やっぱり男は短髪だよね。
    サトリアーニみたいな禿頭はキツイけど。

    メタル好きのお洒落さんを邁進して下さいw

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