命はどれほどの重さなのか

Peace Of Mind
稲葉浩志のPeace Of Mindを買った。
このアマゾンレビューでも語られているが、最後の「あの命この命」という曲が重い。

ある少女を最高最新の医療技術で救う事に感動するヒトが、最新の爆弾で虐殺をする。
自らの愛を守るため、相手の愛を殺す。
命の重みって?

そんな歌詞。


ヒトは「命より大切な、守るべきものがある!」と戦争を始め、「ヒトの命は何よりも貴い」と戦争を止める。

キリスト教では殺人を認めているという話がある。
というのも、MURDERは禁止するのであって、KILLは容認なのだそうだ。
日本語で表すとMURDERは殺戮、KILLは殺人という感じだろうか。
ある正義の旗本に、相手を殺すのは許されてしまうのだ。
でなければ、あれだけカソリックとプロテスタントで殺しあうわけがない。

ヒトの命というのは時には重く、時には軽いもの。→


Comments

“命はどれほどの重さなのか” への1件のコメント

  1. 「人を1人殺すと犯罪者になるが、大勢殺すと英雄になる」
    使い古された格言ですが。

    人の命の重さと亡くなった人の数は、
    どうやら反比例の関係にあるようです。
    数が多いと想像力が麻痺するからでしょうね。

    因果なものです。

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