体験してから書けること

大学生までは、まさかクローズ(一般公開されていない)のファッションショーに行けるなんて思いもしなかった。

初めて間近でショーを観たのは2001年だったと思うが、東京ビッグサイトでのジャパンクリエーションに行き(with ぷりま氏)、出展者の生地を用いたMIHARA YASUHIROやHOMMAのデモショーを観た。
とりあえず生でプロのショーを観たいという方には、これを観に行くことをお勧めする。


最近になってから東コレやパリコレのショーを観るにつれて、本当に観客を楽しませるショーというのは中々無いものだと分かった。
音楽をやっている者の端くれとして、足を運んで見てもらうショーであるからには客席を喜ばせなければいけないと思っている。
製作者のマスターベーションなんていらない。(まあ金を取っていないから、そう攻めるわけにもいかないけれど)
作品や世界観を見せるというのなら展示会で充分だ。

限られた人しか観られないという事で、ファッションショーに行ける事はステータスのように思えるし、私もそう思っていた。(またそういうふうに煽ってる気もする)
しかし実際行ける立場になってみると、当然ながら面白いショーもあればつまらないショーもあって、「内容はピンキリだよ」と言わせていただく。

何でもいいから行きたいとはいえ、やっぱり選んだほうが良い。
だって欠伸の出る映画ほど、行って損した気になるものは無いじゃないか。


Comments

コメントを残す