縫い目(縫製の良し悪し)

昨日バーバリアンのラガーシャツ(カナダ製)を購入しました。

7分袖の可愛いデザイン。UA別注らしいです。

名品と呼ばれているものの品質を鑑定してみましょう。


生地は荒い木綿。

縫製は…

ヒドイものです。生地の裁断も荒く、縫い目からはみ出しています。

さて、それでは以前紹介した SOL-DESIGN さんのTシャツの縫製は

生地の裁断の乱れも無く、恐ろしいほど細やかな縫い目というのがお分かりでしょう。

今回このラガーシャツを購入したのは素敵なデザインであったことと、比較的安価であったからです。
品質に関して言えば、このバーバリアンのように雑な縫製、裁断であっても頑丈なことは、おそらく確かでしょう。
縫い目が美しいことは素晴らしいことですが、そればかりを追求するのはいかがなものか、というのも1つの意見です。
普段の着用には差しさわりないですからね。

*追記*
どうも上記のTシャツについて「縫製がキレイすぎる」だとか「綺麗なだけなのも」という意見があるようです。
綺麗な縫製にクレームをつけるのはおかしいのではないでしょうか?
普通はそういった縫製が出来ていない方が問題なのですから。
また「縫製が綺麗なだけ」ではないことは、ぜひ実物を見て、出来れば着てみて確認して下さい。
ここでは視覚的にわかりやすい縫製面を取り上げただけです。

SOLは究極のTシャツですよ→


Comments

“縫い目(縫製の良し悪し)” への5件のフィードバック

  1. ぷりまのアバター
    ぷりま

    >縫い目が美しいことは素晴らしいことですが、そればかりを追求するのはいかがなものか
    異議なし。
    でも、縫い目が美しいと、見てて心が和みますな(笑)

  2. 和みますな。
    ま、名品といえどそういうものだと言う事です。

  3. レポ、どうもです…☆(和んで頂けてなによりです…(w)
    丁度、ジーンズブランドのUesのT-SHIRTも、バーバリアンのラガーシャツと仕様が同様でしたよ。生機(脱色していない生地)を敢えて使っている点やディテールもクラッシクを意識したディテール、また、程よいラフさ加減も含め、やはり、ヴィンテージの風格かなぁ…と思います。(これは、これで、古き良きこだわりの伝承なんですよね) なので、ウチの商品とは、正反対の価値観。(とても、興味深い題材だったと思います)
    >縫い目が美しいことは素晴らしいことですが、そればかりを追求するのはいかがなものか
    うん、それは、私も同感です。例えば、日本製とインポート物の空気感の違いって、デザインやパターンの作りの他に縫製の用途の違いも大きいよなぁ…と感じています。(頑張り過ぎない、程よい、というのも一つの技ですよね…) で、ウチの場合は、普通の縫製をここまで丁寧にやる必要があるの?という物を、丁度、見かけなかったので、一度、知っておきたかった…というのが切っ掛け。もし、そういった物で溢れた市場があれば、全然、違う物を作っていたと思います。これも、まぁ、海外生産に押され気味の日本の繊維業界の現状を見て、日本の良き技の伝承の一つにでもなれば…と思い、始めた事ですが…(おもいっきり、微力すぎて、話にはなりませんけどね…(w)
    さて、話は変わりますが、先日のご推薦や今回のレポを頂く前から、お二人には、1〜2月の御礼としてお送りする予定の物があったので、そろそろ、送らせて頂こうと思います。楽しみにしていて下さい☆(なんだかんだいって、遅れてしまって…。また、冷静な感想等、お願いします。)

  4. よしとものアバター
    よしとも

    縫い目ばかりを追求するのは・・・と言いますが、確かにたとえ縫い目が汚くても普段着る分には支障はないと思いますが、最低限の縫製ぐらいはしてほしいものです・・・

  5. SOL-DESIGNさんではサンプル生地の提供サービスを行っていますが、4×6センチ程の小片のため、一見しただけでは生地の特性が分からない方もいるかもしれません。
    ぜひ手元のTシャツと見比べ、触り比べて見てください。
    毛羽立ち、厚み。
    通常市販されているTシャツとは全く違います。
    これがまたTシャツに仕上がると、はっきりわかるんですけどね。
    こればかりは買ってみないと。

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