ファッションマニアへの経緯(１)

現在ファッションマニアと自覚していますが、私には「ファッションにはまろう！」と決意した明確な時点があります。
それは高校３年の秋でしたから、当時としても遅かったと思います。
金銭に余裕が無かったですし、家族が服に興味を持っていない人たちだったとかの理由で
服に金をかけるという意識が無かったわけです。ダイエーとかで安く買えればそれでいいやって。
そりゃあもう無印の服ですら高いと思うくらい。

そんな当時、私の周りで一般に交わされる会話で、着いていけないという話題が３つありました。
ファッション・車・映画です。
話題の広い方だと思っていた私も、それらの話になると口をつぐんでしまい、情けないと思っていました。
それで、この３つのうち１つの穴を埋めよう！と思い、優先順位をつけた結果、お洒落というのが一番だろうとファッションを選択したのです。
とりあえずはお洒落な友人が学校に持ってきていたメンノンを見ましたが、シャツで１万５千円とか、当時は信じられない価格なわけです。こんなシャツ、ダイエーじゃ２９００円だろう！？って
ファショコンBBSに「なんでブランドの服は高いのですか？」って言う人たちに似た状況です。
それじゃあなんでこの服が良いのか、理由を探してみようと、雑誌を読み漁る日々が始まるのです。