ファッションマニアへの経緯(3)

大学に入って単発のバイトをするようになり、そのお金で何着か丸井系の服を買いました。
そのうち販売員バイト募集の広告を見つけ、それに応募しました。
最近は雑誌に載りませんがメンズビギやイネド系統のキャラクターブランドです。
「うちの服好き?」「はい」そんな感じの適当な面接(笑) 時給は¥850でした。
バイトはひと月半位しか持たなかったですね。


ブランドの知識しかなく、モノの良し悪しも分からないし自分のスタイルが決まっていない頃だったので、まともな接客が出来ませんでした。自信がなきゃ接客なんて出来ません。
不甲斐ないという想いもあり、ひと月半経った頃無断欠勤なんかしちゃって、顔を出しづらくなりました。
でも夏のセールで忙しそうなので「サボってすいませんでした」って顔を出すと「良いよ。すぐ手伝って」と言ってもらい、土日を手伝いました。
しかし日曜の勤務後「やっぱ学校が忙しいだろうし平日出勤出来ないもんね。もっと時間が出来たら
改めて働いてみない?それにキミ、きっとそんなに服が好きじゃないんだよ」とクビを宣告されてしまいした。
服は大好きだったんですけどねぇ…
因みに、このバイトでパンツのシングル裾上げを覚えたので、今でもスーツの裾は手縫いで裾上げしています。
そして他の高給バイトを始めたのですが、毎月4万、セールで8万くらい服を買ってました。この頃にしては大枚はたいていた気がします。
大学1年の終りにラングジーンズのブルゾンを買った時は、誇らしく思いました。
初めてのハイファッション系でしたし、ついにこんなクラスの服を買うようになったか!と。
その頃ファインボーイズでは、新年号で全国コーディネート大賞とファッションクイズ大賞を企画していたのですが、クイズを解いてみたところ結構答えられたんです。
それで翌年(大学2年の冬)撮影会に行き、クイズを解きました。
小さくですが雑誌にスナップ写真は載りましたし、クイズでは全国9位を獲得しました。
販売員をしていた店に行き報告をし「俺はファッション大好きなんだぞ」って、口にはしませんでしたが、見返してやったつもりです。
全国9位という事でビクトリノックスのナイフが賞品として貰えるはずでしたが、送られてきてません。
日之出出版さん、どういう事なんでしょうかね?


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