金曜日、再び工場に作業しに行った。ロンドンのテロのせいで駅はちょっと軍の人が見回っていた。機関銃持った迷彩服の軍人さんはちょっと怖い。もしオリンピックがパリに決まっていたら、狙われたのはパリだったのかな?と思うとちょっと怖いな。

今回の作業のほうが、仕上げなくてはいけない加工が多く、商品も多かった。icon_lol私のする加工は、大きなアイロン(プレス機)みたいなのを使う。だから蓋を閉めたり、製品をプレス機に押し込んだり引き出したりと、物凄い肉体労働。

さすがに水曜日にも既にその作業をしてるから、体は相当疲れていた。しかも先週末もコレクション前で土日勤務。だから最後の商品の辺りにはもう腰も脹脛も限界で、日本人のスタッフの人に交代してもらった。

本来なら男の人にやってもらいたい仕事だと思う(こんなこと言ってたらいけないのかもしれないけど)。でも、男の子の研修生でなく私が選ばれたのは、やっぱりパターンの知識があるから。こっちの服飾デザインの学校では、殆どパターンの勉強をしない。スティリスト(デザイナー)とモデリスト(パタンナー)は原則としてまったく別の仕事だから。

今回の作業では、裁断した布上にモチーフを置いていくので、どうしても、そういう知識が要る。たとえば袖の前後左右とか。見分けられないと完成品がおかしいことになる。

とにかくこの日は、疲れきって両親のホテルに着いて、お風呂を借りた。私は大のお風呂好き(朝晩30分くらい平気で入る)にもかかわらず、今回の留学ではシャワーしかないストゥデオ(ワンルームの部屋のこと)に住んでいる。バスタブのある物件には手が出なかったから。だから、足腰疲れてとにかく湯船につかりたかった。もちろん、家に帰る気力も無く、そのまま泊まらせてもらった。

土曜日午前中も出かけたけど、歩くと腰が痛い。途中母親とホテルに戻って休んだりした。でも土曜日はショッピング(日本に居る兄弟や知り合いにお土産を買う)と決めていたから、また頑張ってしまった。ここぞとばかりにお買い物。ソルド(セール)もあるし楽しい!biglaugh午後には体調も回復。お風呂のお陰かな?

そうそう、お騒がせしたヴィヴィアンのパイレッツ・ブーツ、結局ゲットしました。winkそのうち写真載せます。ヴィヴィアンネタで?

とにかくそんなわけで、金・土曜日の日記はこんな感じ。明日はファッションには関係ないけど、ヴェルサイユ宮殿のレポート予定。

Posted on: 2005年7月9日
Categories: ファッション
One Response to 金曜日、再び工場で作業‥&週末
  1. 日本はどうしてスティリストとモデリストが一緒くたにされてたんでしょうね。
    文化のように縫い物は女性、というイメージがあったから?
    しかしそれは戦後だよなぁ、戦前はどうだったかな・・・

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