パリ留学日記

とりあえず、東京に住んでいた頃、いろんなブティックは回った気がする。でも東京観光はしなかった‥。それと同じで、パリに住んだらパリの観光はほとんどしないで居た。

例えば、パリ観光バス。これは留学してから１年半後、初めてパリを旅行するという人を案内するために同乗、これがはじめて。あと凱旋門も、パリに来て２年目にして初めて登った。未だにエッフェル塔には登ったことが無い（近所なので散歩で近くまでは行く）。

パリから出たのも、１年半後に体験。モン・サン・ミッシェルに行くためにTGVに乗車。その後友人の実家、ナントにノエルの休暇招待されて滞在。そして最近の出張のために再びパリを出ることになった。

パリ郊外は、これまた友人の家に行ったり、ディズニーランドに行ったりと少ない。留学生は学校で一杯一杯だから、やっぱりパリから離れないような気がする。

今週末は、なんか親と一緒に『おのぼりさん』を楽しんだ。昨日もそうだけど、ソルド中のブティックやデパートを回り、値下げ品や新作を見て買い物したり。今日は郊外のヴェルサイユ宮殿に出かけてきた。

ガイドブックで調べたとおり、並ばないためにカルトミュゼを用意して、出発。でもカルトミュゼで入れる入り口が限られていることなど、ガイドブックには無い現実も知る。大抵のことは言葉が通じるので何とかなるけど、よく調べてあるなぁというガイドブックでもやっぱり１００％上手くいくとは限らないんだなぁっと実感。

ヴェルサイユの宮殿も純粋に楽しみたかったけど、なんか飾ってある絵画（特に肖像画）を見たりするたびに、服飾史の授業を思い出す。この時代の肖像画のスライドを見せられて、色んな説明を聞きデッサンをした。そしてそれの筆記試験があったこと‥。やっと卒業したのに、なんかちょっとブルーな気分。もちろん親とは笑い話だけど。

それでも、やっぱりこの時代を勉強するだけあって、モードとの話は切り離せない。だからついこのガイドブックを購入。絵画や家具・建築についての写真や説明が欲しくなってしまった。

まぁあんまりレポートにはなっていないけど、今週末はこんな感じで過ごした。明日から研修再開。現実、アトリエは今日（日曜日）までサロン状態。スタッフは２週連続土日返上でお仕事。お疲れさまなのです‥。明日から１０月始めのプレタポルテ・ファムの準備がメインの作業になるはず。

落ち着くまでは、コレクションのちょっとした話（モデルはどう選ばれるかとか？）、あと研修先はどうやって探すのかとか‥少し話す予定。まだ９月からの研修先が確定ではないので、それも少し検討しなくちゃいけないし。

では！

試しに画像を載せてみようと四苦八苦です。とりあえず先日購入した、ヴィヴィアン・ウエストウッドのパイレッツ・ブーツ。

見えてるのか心配‥。

ちなみに黒は、靴の皮のみ黒（スエードではない）とこの画像のベルトと同色の組み合わせ。コントラストが強すぎであまり好きではなかった‥。