何気に熱出して寝込んだのに元気になったら、今まで時間がなかった分、ネットサーフィンをしていた。特にパリコレ関係を‥。時々読んでいたもんだから、どこから読んでいいかわからずあちこち行ったり来たりしながら‥。
で、少し熱をぶり返したかも(←馬鹿だぁ)‥目を使うと熱って上がるよねぇ。昔、子供の頃、風邪で(熱風邪)学校を休んで、ちょっと元気になって親の居ない間にファミコンしてぶり返してバレた思い出がよみがえる‥。
さて、最近の質問にあったのと、検索でも結構見かけるキーワードの指貫についてちょっと補足の日記を書いておこうと思う。
まず、過去の日記にあったとおり、私は金属アレルギーがある(らしい)。これは文化の夜学の1年の夏に、既に発覚。市販の真鍮の指貫が使えないと言うことが分かった。だいたい、市販の指貫はこんな感じ。↓左が和裁用職業用、右がフランスの洋裁店で購入の刺繍用(両者とも真鍮製)
それで、和裁用の銀の指貫を当時(6年前)注文した。小さなアクセサリー屋さんでリフォームとかもしているところに、型抜きを頼んだ。どこもやってくれそうになかったので、工賃が主にで3万円ちょっとしたはず。 型があるうちは、再販が数千円でできると言われた。
で、その高かった指貫をなくしてしまい、再びアクセサリー屋さんを探す。何度頼んでも変なのしか作ってくれず、全然ダメだから型取りでやってくれと頼んでやってもらったのが、↓写真の(2)と(3)。型取った分少し内径が大きくなってしまったので、ゆるい。技術を信頼して田中貴金属に頼んだのが(1)で、これは他のと持ち込んだ指貫が違うのと、内径を調整してくれたので少し小さめになっている。とにかく、溝も深く(これも調整してくれたらしい)完璧!
前者のアクセサリー屋さんの試行錯誤でトータルやっぱり3万円以上した(4つ作って何とか形になったのは写真の(2)と(3))。で、信頼と制度の(?)田中貴金属では発注から1ヶ月ほどかかり(説明のために私から直接手紙を送った。両親に添付ワードファイルを送り‥親が持ち込み交渉)、金額は1万6千円だった(はず‥プラチナ貯金から支払ったのでたぶんこれくらい)。
これに懲りているので、刺繍用の指貫は蚤の市とか、古い銀食器などを扱っているアンティークの店で見つけては買うようにしている。他に趣味で飾る用とか‥。↓写真(1)蚤の市で購入、持参して使用中。使われていた形跡が強く指の形の楕円形になってる。(2)アンティーク店で購入。ちょっと大きいので予備として。(3)まったくの飾りです。サボテンだから買った。
ということで、刺繍用のアンティーク指貫は大体40ユーロから50ユーロくらい。これは出会って、尚且つ自分の指の太さに合わなくてはいけないので大変。大体数個並んでいたら一番小さいやつでも、大きいかもと言う感じ。
こうやって書いてみると、馬鹿みたいに投資した‥。でも最後に辿り着いたやつが一番理想だ。ちなみに作った和裁用銀の指貫には全て内側に自分の名前が刻印してある(でも失くしたのは戻ってこないけど)。
こうやって馬鹿みたいにこだわってしまうのは、やっぱり自分も物を作る側だからと諦めている‥。
やっぱり高いですね!通常5000円前後で購入できるのですが 誂えですからね 縫製屋さんの問屋とかにも聞いて見ます でも無いときは 信頼の田中貴金属様にお願いしようか考え中です 見本の型なんかも要るのでしょうね 頑張って探してみます コメント ありがとう 感謝します
お役に立つかは分かりませんが、指貫に関してはこんな感じです。
田中貴金属に問い合わせたとき、やはり指貫を製造している会社に直接問い合わせてみたらどうかと言われました。その時に日本にいたらそうしたかもしれませんが‥。何しろ異国の地で慌てていたので。
でも結構、検索件数が多いので、実際は見つけるのが難しいかもしれません。フランスでも現在銀製のものはアンティークでしか見つけられないと、言われた気がするし。日本ではそういった背景が無い分難しいかもしれません。
メーカーも、こんなにアレルギーの多い世の中、他の素材も提案して欲しいものです。今のところ、小学生のとき使っていた(?)皮とかプラスチックとかで出来たものしか解決が無いんじゃないでしょうか?
とにかく、注文で作る場合は自分にあう指貫を見つけて(大きさや使い心地も含め)型を取ってもらって下さい。
とても参考になりました
和裁の道具屋さんが たまに持ってるとも聞きました ただ 和裁の銀の指貫は言葉も知らない人が多くなってる状況です 見つけることが出来るといいのですが 頑張ってみます