さてと、刺繍の毎日(じゃない毎夜だ‥昼間は研修です)で、目がシバシバする。ちょっとずつ書いては力尽きているのでご了承を。rolleyes

で、今日は友達の話し。先日、ぷりまさん・やこさん・UGさんとパリであったとき、UGさんの一言『パリに日本人の友達居ないんですか?』の質問。実は気になっていた一言なのだ。

まず難しいのは友達の定義。私はこう見えて、人見知りが激しい。ネットでもそうである通り裏表は無い。だけど、どこまで個人的に話すかと言う点になると、結構気難しいのだ。そう‥ここに書かれている以上に私の過去は複雑だったりして‥(だから彼氏がもっと頑張れって言うんだな、今までの紆余曲折を知ってるから)。

で、もし友達が、パリの友人同士がやるカフェで一杯のコーヒーで語り合うということができる間柄の人間がいるか?というのであれば、これをする日本人が居ないわけではない。同じ境遇として語り合ったりは出来る。

でも悩んでいて、時には泣きそうなとき、そんなときに時間関係なく(?)話を聞いてくれ~と言える相手、親友と呼べる人は、今のところ日本人なら日本にしか居ない。

他に、泣きつける友達がパリにいるか?と言われると、国籍を問わずなら学生時代に居た。でもこれも、今は卒業と言うこともありナカナカ連絡を取るのが難しい。同じような留学生(主に中国人)は研修が終わって次々帰って行っている。フランス人の仲のいい友人も、研修のため逆にベトナムに行ってしまった。

だから、微妙なんだな。

私の学校は、前にも言ったかもしれないけど日本人が少ない。私のクラス・学科では当時私が唯一の日本人、新設の学校で有名ではないからだ。だから日本人に知り合う機会も少ない。日本人の数少ない友人は語学学校時代(2年前)に会った人が一人残り(あとは帰ってしまったか連絡が絶えた)、その他うちの学校に編入してきた後輩や研修先で出会った人‥となる。

日本人との付き合いは難しい。今でこそ、日仏語関係なく話せる相手が友人として残っているが、留学の始めの頃日本人同士でばかり一緒に居るのは、やはり良くない気がするからだ。

私はたまたま、語学学校以外を決めていなかったせいで、服飾の学校探しを一人でしなくてはいけなかった。だから語学学校の日本人の友人たちと行動が自然と外れていった。そのころは学校探しの不安やなんかでいろいろ遇ったけど(これはまた学校探しで話そう)、それはそれで語学の成長を促したように思う。

休日や空き時間の午後、日本人同士で遊んでばかりいるとどうしても日本から離れられない。そうして、何のために留学しているのか分からない日本人を、残念ながら何人か見てきた(あまり日本人とつるんで居なかったのでそれほど多くない、当たり前か)。だから一概に言う気はないけど‥、留学したのだからフランス人と付き合うべきなのだと思う。frown

私も日本での学生時代、互いの一人暮らしの家で料理を作りあい、安いお酒を飲んで‥という生活をしてきたけど、それは日本でやることであって、海外に来てまで日本人同士ですることは無いと思うのだ。でも一人暮らしになると、そういうのがしたくなるんだろうなぁ、それも分かるけど。

私が服飾の学校に入ってから、私はフランス人の友人と学校近くの安いカフェに行き、友達が話す先生や課題の話を聞いた。もちろん話しに加わりたかったけど、上手く話せなかった。でも誘われれば必ず行き、聞いて分かって意見したいときは話しに割り込んだ。どんなにつたなくても聞いてくれるのだ。そして、聞いてくれる友人たちからフランス語を直されていった。icon_rolleyes

もちろんフランス人の友人たちと仲良くなっていく過程もあった。友人として、(自分に対してだけど)向き不向きが分からず色々転々としたし、行き違ったりもした。そうして学校で喧嘩もし、いまでこそフランス語で言い合いも出来る。友達の家で休暇を過ごし、フランスの家庭での過ごし方を知った。

友達の話をすると長くなりそうだから、今日はまたこれくらいで。そうやって次は‥日本人孤立になるような学校探しの話しでもしようかと思う。biglaugh

Posted on: 2005年10月19日
Categories: ファッション

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