今日はやっと日記を書く心境になった。その前のもアップしたし。それでも気分はまだ凹んでいる。凹んでいる理由や原因は全て私と言うわけじゃない。でも大きなトラブルに遭うと何とかなっても、追い詰められたりと精神的に辛いのだ。

これは昨日の事件の話し、友人の見送り。

さて、ことの始まりは友達の荷造り。ディズニーから帰ってきて、最後の荷造り。彼女達が作業をしている間、簡単な夕飯(乾杯のためビールとつまみだけどbiglaugh)を用意する。それにしても、一体いくつあるんだ?という荷物。部屋が狭いので、感覚的にどれだけあるか分かっていなかった。

私の経験的に、大きなスーツケース相当の鞄と小さな旅行バック、手荷物のリュック(PC入り)くらいで大体精一杯。それでもスーツケースは使わない。布製の大きな鞄。あれは空でも重すぎて、荷物の重量があっという間に制限を越えてしまうから。

彼女達もそれを一回り大きいかな?と言う感じ。まずいんじゃないかと思って、聞いてみた。『重量の制限はいくつまで?』って。でも、超過しても大丈夫だよ程度の返事‥。『手荷物の大きさは私のこの鞄と同じ大きさまでだよ』と例を出す。でも、二人合わせれば大丈夫って言う。あとは手荷物だしっていうし。

とにかく、遅刻しないように空港へ。着くと丁度列がピーク。着々と並んで、いよいよ手続き。私は入れないなぁと思って遠くから見ていた。でも、いつまで経っても終わる気配が無い。

そのうち、私のほうに歩いてきた。様子がおかしい。超過重量が物凄いことになっていた(これは彼女達が悪い)。そして、1キロ当たり40ユーロだと一点張り。払うか払わないか決めろと言う。彼女達が悪いのは分かる。でも何を聞いてもまともな対応じゃない。きちんと幾らか計算してくれと言うと、なかなかハッキリしない。これはシステム上、エールフランスの窓口で支払うため、彼女達が使うタイ航空(バンコク経由便)では計算はできないという。運送会社は空港に無いのかと聞けば『知らない』という。

とにかく、荷物を預かろうとする気配は無い。払うか荷物を捨てれば?という感じなのだ。

さらに、どうしようか相談し始めようとすると、『早く決めてくれ』と間でゴチャゴチャ言う。頭にきて一言、『あなたが話しに割り込むから、話し合えない、ゴチャゴチャこうやって言う分時間が減る、黙って欲しいicon_evil』と言った。もう私だって十分パニックだよ。(←こんな状態でフランス語喋ってるだけで心臓バクバクなくらい)

じゃあいくら払えば良いのか分からない、ということでとにかく払うにはどうしたらいいか聴き、エールフランスの窓口へ。訳を話し、とにかく金額を出してもらう。はっきり言って往復の直通便(クラスも良い)航空券が変える値段。十万の単位。払えるわけが無い。(海外引越し船便よりも高い!icon_eek

頭にきていたけど、エールフランスの窓口の人は様子がおかしいと思っていたのか、親切に対応(とはいっても安くなるわけじゃない)。でも焦る私のきつい口調の質問にも答えてくれて、とにかく運送会社が空港にあるということを教えてくれた。

とにかく、払えないから、荷物を絞る。それでも超過だけど、タイ空港側も時間が無いので再度払いに行かせる手続きを諦めたらしい。でも一応ギリギリまでこれでいくらなのかと私は聞いた。とにかく、それは分かるけど、その後の態度が最悪だった。搭乗券を渡して、いやみ満々の『良い旅行を』とだけ。最低限のゲートや、搭乗時間のリミットは?と聞くと、『もう話すことは無い』との返事。これは航空会社として当たり前の返事なのだろうか?絶対、この会社の経由便は使わないと心に決めた。

とにかく、飛行機に搭乗するまで何分あるか分からない。出発時間より前にゲートにいけるようにと祈りながら、運送の手続きへ。私がエールフランスに聞いた後、そこに聞いたら、旅立つ人しか送る権利が無いと言われた。だから私が残って手続きするわけには行かないのだ。それにお金。立て替えられるのには限度がある。さっきの提示金額でもう、真っ白状態だったから。私は日本の実家に連絡。

私のカードは幸い、限度額が高い。だから一時しのぎはできる。でも留学の残金とか考えると、とてもじゃない。彼女達も返してくれてもすぐではないのは明白。長期の立替を今聞けるのはうちの親だけ‥。ほかに国際電話をかけて当たる時間もお金も無い。だから、うちでは私の携帯と親との電話が簡単に出来るようになっているから、それで連絡を取る。

運送会社もイライラした。その状況に、書類を作る兄ちゃんは分かっていない。荷物を取りに来た別のスタッフが私たちの状況を分かってくれて、とにかく彼女達が立つまでに最低限の書類を準備、パスポートをコピーさせ、金額を知るための重量測定・採寸をする。書類をノコノコ作り、あとで記入すればいいようなことにチマチマ言うお兄ちゃんを、運び担当のスタッフがたしなめる。とにかく助かる。

彼女達をとにかくゲートに行かせる。荷物とともに残された私の気持ちはかなりの緊張状態だった。それを見てか、気の効くスタッフの方は、少し深呼吸をして、大丈夫だからという。

金額は国際宅急便程度の値段に納まった。立て替えるにしても大事にならないくらいだった。それでも緊急の出費に困惑していると、もし今払えなくても、パリのうちの事務所に後で払いに来るということも可能だからと、スタッフは優しい。

とにかくサインをし、色んな手続きを終えて、荷物を引き取ってもらったのを確認して力が抜けた。しばらく動けず、椅子に座って、メールをしたり実家と再度確認電話をした。帰りがけ、チョコをかじって(昼ごはん代わりかな?)電車に乗って帰った。

気が付くと、ベビーシッターの時間。家に帰る余裕も無く直行。で、泊まりだった。緊張状態と週末からの疲れか、子供と一緒の時間に寝た。起きて家に帰って一人になっても、まだ精神的に追い詰められた感が残ってる。

この状態だったので、一人になる必要がある。だから今日はアトリエには行かなかった。友達に荷物の件等メールする。日記も書く‥。そして、今日もまたトラブル?発生。今朝とっくにパリに着いて、プルミエール・ヴィジョンに来てるはずの生地屋の人からの電話。飛行機が明日着くので、今日の打ち合わせをキャンセルする連絡を伝えるように‥と。これによって、明日の予定が変わる。これから色々‥何とかしようと思う。

精神的に参ってるかも‥。icon_cry

Posted on: 2005年9月20日
Categories: ファッション

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