パリ留学日記

今朝は朝一番に郵便局に行った。日本から届いているはずの荷物を探しに‥。日本に帰った際、どうしても生活に必要なもの、あるいは個人的に欲しかったものなど‥買ったら当然荷物は一杯で、一箱分の小包が出来てしまった。それでも空港から持って帰った荷物も、１つ増えていたんだけど‥。

私の場合は、色々あるけど、まず化粧品。特に基礎化粧品（美容液とか乳液）の類は、日本で選んだのを使っている。あくまで冬用のしっとりタイプを、こっちで年間を通じて使っている。夏に日本に帰ると、しっとりしすぎを感じるけど、こっちだと足りないかもと心配になるくらいだ。それでも、色々試したけど肌に合うのが見つからなくて、日本製に頼っている。

次に食べ物。甘えているかもしれないけど、私の持病的なものに、十二指腸潰瘍がある。これは高校３年生のときから浪人生のとき発覚し、この間大好きなコーヒーは飲めず、毎日薬を飲んでいた。今でも、胃が引き攣れる痛みがあるけど、ストレス時はきっと潰瘍になっているだろう（バリウムを飲むと自然治癒痕が沢山あるといわれた）。だから油っぽいものが基本的に苦手で、パンばかりの生活も苦手。お米はこっちで安いのを調達しているが、困るのがおかず。だから、簡単な味噌汁とか送ってもらう。あとお粥。日本に居たころは小さい土鍋でさっと作っていたが、今のうちのミニ炊飯器じゃ炊けないし、電気コンロと鍋で作るのが億劫だし（火加減の調節が‥難しいのだ）。

とにかくそんなわけで月１回位の割合で、何かしら救援物資が届く（ホント甘えてるけど‥親に頼んである、感謝）。

で、今回がきっと最後だろうなと思うそういったものを、夏に買ったけど荷物が増えたと言うことで、荷物を待っていたのだ。フランスの郵便事情が悪いのは有名で、きちんと手元に届くまで不安になる。

とにかく、もう先週の金曜日には一旦郵送されたらしい。不在のため持ち帰ったと、追跡システムでは言っている。だけど不在通知が来ない。不安になって、郵便局に問い合わせたらそんなにもつな無いといわれてしまった。だから、もう一度荷物の番号とかを調べて、郵便局に行こうと思っていた。

アトリエに電話をかけ、荷物のこととその後学校に（先生に会いに）行くため遅刻すると言ったら、研修は７月と違って様子見期間だから休んでも平気だといわれて、今日は休み。これまた感謝。最後の一言が『クロノポスト（郵便局の宅配サービス）なら早めに手を打った方が良いよ』だった。このことをフランスの掲示板に書くと、あっという間に批判悪口のためレスが沢山付くくらい、このサービス評判が悪い。

で、再び郵便局に行こうと思ったら、郵便の配達車が数件手前にいる。家の前で様子を見ながら待つ。そうしているうちに、家の前に小さなワゴンが止まる。郵便配達者じゃない‥。でも荷物を持って、うちの建物に入ってきた。段ボールが日本語‥。で聞いてみたら‥私の荷物だった。

いつもなら郵便局のシステムで届くのに、今日は民間の配達？とりあえず、不在通知が無いわけが分かったけど、またすれ違うところだった。受け取りにサインをして一件落着。

で、荷を解きなんとか整理し、学校に行ったり色んな用事を済ませることが出来た。よかった‥。とにかく、郵便物のサービスが、届いて当たり前と思うとこの国では間違いなのである。いや届くことが当たり前なんだけどね‥。

では。