さて、今日は衆議院選挙だったはず。なんでこんなことを言うのか‥と、それは海外でも国政選挙に参加が可能で、このことに触れようと思うから(残念ながら、私は投票できなかったけど)。
さて、海外に住むと言うこと。私も今までパリに来るまでは、外国は旅行するものであって、『観光です』と言って日本以外の国に入っていた。今回、留学をするとなって初めてビザを申請し、滞在許可証というものを発行してもらうこととなった。これは留学する国によって異なるので、具体的な手続きは書かないけど‥。
そして、このように手続きするとどうなるかと言うと、日本に住居地が無いということになる。住民票が無いのだ。健康保険もない(これは日本で留学保険に入ったり、学校を通じて各国の社会保険・保障に入ったりする)。日本に住んでいないので、住居地が無いだけで、日本国民であることには変わりない。だから私の所在は、在留届という形で、在仏日本大使館に住所が届けられているのである。
この様にして、海外に一定期間(約3ヶ月以上)住む場合(3ヶ月未満は国にもよるけど、観光扱いになる)、在外選挙と言うのが可能になる。言ったとおり住民票が無いので、都道府県・市町村は関係ないけど、国民としての国政選挙権がある。
私がこっちに来てしばらくして、一度国政選挙があった。このときは私の住所が今の家に住んでから3ヶ月未満だったため選挙登録が出来なかった。そして、再び選挙がまわってくるとは思っていなかったから、忙しさにかまけてこの登録をしないでいたら‥今回解散選挙となってしまった。
登録には時間がかかるし、日本に投票結果が行くためには、海外では不在者投票同様、予め投票すると言うことになる。だから、今回も逃してしまったのだ。日本と違って、住民票が移ったら自動的に選挙区の登録も変わって‥というわけにはいかない。在留届だけじゃなく、海外選挙の登録を別にしないといけないのだ。ややこしい。(ちなみに選挙区も無いので、比例代表のみとなる)
もうこんな経験(海外投票)は無いだろうな、と思うととても残念だ。ちなみに、私は今までも殆どの選挙権を行使してきているから、今回だけちょっと違うから投票したかったと言うわけではないって付け加えておこう。
とにかく、一時帰国した際、色々厄介だったりする。保険が効かないとか(留学保険の条件によっては可能)、免許の更新とか。住民票が無いと、住所を証明できないから、口座を開くのとかも面倒だったりする。(注:免許に関しては、日本不在の証明をすれば、帰国時から一定の期間内なら期日を過ぎた免許証でも再交付される)
まぁ、海外暮らしは色んなところで知らなかったことが見えてくる。
さてと、今週末は2泊連続のベビーシッターでちょっとお疲れモード。ベビーシッター先で、面白いものを発見。フランスの子供用モード雑誌、『MilK』という発刊9号目の雑誌の記事。『子供の頃の思い出』と言うインタビューに取り上げられている2人は、Gaspard YukievichとMoritz Rogoskyだった。私が研修でお世話になっているクリエーターが、2人とも同じページに載っている。なんて偶然なんだろう。ちなみに私が面倒を見てる子供はMoritzの娘さん。頼んでこの雑誌を貰ってきた。子供服も見てて楽しいし(でもブランド物ばっか‥教育上良いのか!?)。
さてと、今日は早めに更新して。夜ゆっくり過ごすことにする。
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