パリ留学日記

今日は花火大会の疲れを癒しに？（いつも理由は言い訳みたいに適当）温泉に行った‥。といっても本物の温泉？ではなくお台場の大江戸温泉物語というお風呂屋。昨日から浴衣三昧。

昨日から私を日本生活一色に染め上げているのは、パリで知り合った友人。だから、パリの話を理解してくれるし、話しているうちに色々気がつく。

お台場に行った目的の一つにフジテレビのイベントがあった（友人の希望）。私はすっかり日本のＴＶに疎くて、実はちょっと寂しいような悲しい気分だった。丸１１ヶ月日本のテレビを見ていないし、２年と半年で帰ってきた期間は飛び飛びで合計２ヵ月半くらい。日本に帰ってくると、ＴＶを見ていないと話についていけない状態だから、実際は話題がなくて寂しい。以前の帰国まで彼氏が居たけど、彼も話題といえばＴＶだった気がする。久々に顔を合わせる友人はそんな話題にはならないけど、身近な人ほどそういうのが出てくるから余計悲しかった。

パリでもＴＶは持ってるし、毎日それなりに見ているけど、学校や職場で、ニュースや業界関係の番組の話し以外あまり話題にならない。ドラマやスター発掘番組もあるけど、ＴＶの話やドラマの話で盛り上がるというのは少ない気がする。これは少し日本独特？メディアの影響も諸に受けるし‥。だから少し違和感を感じる。この友人も、パリに居た頃は私よりＴＶ見ていなかった気がするし。

で、お風呂。とても和風なせいか、入場して落ち着いて食事のとき、ふと友人と会話。銭湯とか温泉、公衆浴場を思い浮かべてなんとも言えない気持ちになった。もしココに自分のフランスの友人が居たらどんなだろうと。ここは特に昔ながらを強調しているにしても、一般に日本では温泉も当たり前、銭湯も当たり前だから。ここを一言じゃ説明できないなぁって。

フランス人の友人と一緒に、寝泊りをしたことがあって、部屋では下着で歩いたりと開放的でも、共同のお風呂は理解できないだろうって‥思う。いくらこれが文化だと頭では理解してくれていても‥だ。

とにかく、お風呂三昧は幸せ！私のパリのストゥディオ（１Ｒのこと）はバスタブが無い。だから２年間シャワー生活だった。お風呂好きの私はとてもきつくて、工夫しないとやっていけなかった。幸い体が小さいので、シャワースペースにお風呂イス（日本から引越しの際送ってもらった）と足桶になりそうなものを持ち込み、足浴をしながらシャワーを浴びて生活をした。

今、パリに来ている友人も、お風呂に浸かれないというのが辛いらしい。パリは思った以上に歩く。足の疲れやむくみを取る効果のありそうな物はありったけ貸したり置いてきてあげた。休暇が終わって再会する頃はどんなだろう？ちょっと本音が聞きたいところ。

とにかく到着２日目、日本を満喫中。明日はバイト探し。なんとも生活の切り替えが大変。実はかなりおなかの調子が良くないし、むくみも続いてる。実際はまだ体がフランスよりなのかもしれない。時差ぼけは無いけど？（でも早朝に目が覚めるなぁ）。

明日は少し、パリに行く前と行った直後の話でもしてみようかな。