ファショコン通信公式ブログ

世界の鉱山で自ら原石を採掘し、豊かな表現力でデザイン・製作する 川添 微 のジュエリー個展『Honoka の エメラルド』開催! 5月23日㈬ – 29日㈫ 伊勢丹新宿店、5月30日㈬ – 6月4日㈪ 阪急うめだ本店、6月8日㈮ – 13日㈬ ギャラリーen(香川県高松市)

「原石のもつエネルギーを身につけるひとにそのまま届けたい」という熱情からつくりだされる、川添 微のエメラルドジュエリー。その特徴は、原石を磨くことなく、エメラルド原石の持つパワーとエネルギー、そして美しさをそのままジュエリーにしていることです。世界に同じものはない、唯一無二のジュエリーはひときは存在感を放ちます。
このたび、今年の新作を揃え、以下日程で個展を開催いたします。本物をご覧いただけるこの機会に、ぜひ足をお運びください。


■ 5月23日㈬ – 29日㈫ 伊勢丹新宿本店 本館5階 アートギャラリー
*最終日18時終了
[作家在廊]23日㈬ – 28日㈪ 各日11:00-17:00
[スライドトーク]26日㈯ 14:00-14:40
[TEL] 03-3352-1111(大代表)

■ 5月30日㈬ – 6月4日㈪ 阪急うめだ本店 9階 アートステージ
[TEL] 06-6361-1381 *最終日18時終了

■ 6月8日㈮ – 13日㈬ ギャラリーen (香川県高松市) 
[TEL] 087-851-3711

川添 微 メッセージ


ゴツゴツしたエメラルド原石の形、ルーペを通して中を除くと宇宙を見るような内包物。二つとして同じものがない、一つ一つが強烈な個性を持つ原石に私の心は奪われる。

エメラルドを見れば見るほど、関われば関わるほど、地球から生まれたままのエメラルドの原石、カットを施される前の原石、一つ一つのカタチが違い、結晶の成り立ちを想像し、不純物と言われる内包物の入り方にロマンを抱く。それぞれの原石の持つ強烈な個性が私の制作の原点。

川添 微 (かわぞえ ほのか) プロフィール


エメラルド ジュエリーデザイナー
1971年、兵庫県生まれ。
日本、バリ島、コロンビア、NYを行き来しながら、ジュエリーの製作に励む。GIA宝石鑑定士。
エメラドの原石選びから製作まで全て自分で行う。
伊勢丹、梅田阪急で毎年定期的に展示即売会を行う。
2018年4月作品集『HONOKAのエメラルド』(求龍堂)を上梓。

〈メディア掲載〉

2017年5月14日放送の『情熱大陸』に特集される
その他、読売新聞、女性自身、雑誌エクラなど、その個性的で情熱的な生き方も含め掲載多数。

[エメラルド原石に出会うまで]

香川県瀬戸内海の沿岸の海や山の自然に親しみ、瀬戸内に沈む夕陽の美しさに育まれた。そこに感じる「縁」が制作の源になっている。幼少のころ、裏山で拾った遊んだカンカン石はサヌカイト(讃岐岩)。古代人が石器や楽器に使っていたことを後で知った。高校時代、サラブレッドの目の美しさに魅せられて馬術に夢中になり国体に出場、獣医大に入学。その方面に進むか迷った時期があった。その時に母から言われた。「後ろのドアを完全に閉めなければ、前のあかりは見えて来ない」。今の私があるのは、この言葉に背中を押されたお蔭だ。

大学中退後、東南アジアやオーストラリアを旅しながら「自分に向いた仕事は何か」を考えた。インドネシア・バリ島でオニキス、ラビスラズリ、水晶の加工を学び、オーストラリアでは、オパールの採掘、研磨に携わった。2年後、エメラルド原石輸入会社に就職。そこで5年間、女性では珍しいバイヤーとして南米・コロンビアの山で採掘や研磨、加工に携わった。

2001年 宝石学の教育機関GIA(Gemological Institute of America)ニューヨーク校で学び宝石鑑定士の資格を得てニューヨークを拠点に制作を始めた。しかし、私の場合、自然の中にいる時にエネルギーが湧いてくることに気づき

2004年バリ島のウブド郊外、一面の水田を風が渡り夕日が美しい田園にアトリエを構えて現在に至る。

[主な個展]

2003年〜 阪急うめだ本店・美術画廊(毎年)
2013年〜 伊勢丹新宿本店 アートギャラリー(毎年)
2014年〜 三越銀座店 アートギャラリー(毎年)

[作品集刊行]

初の作品集『HONOKAのエメラルド』  求龍堂
2018年5月16日 刊行
寄稿: 早坂 晃(作家・脚本家)
石内 都(写真)
シェリル・シルヴァーマン(文化人類学者)

【読者様からのお問い合わせ先】

有限会社フェント
担当:石山 / 小野里 TEL.03-6409-6063

d34392-2-pdf-0のサムネイル

画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます


コメントを残す