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~「着る野菜」で食品廃棄問題に新たな解決の糸口を~ アパレル発の食品ロス削減プロジェクト 「FOOD TEXTILE」 初のポップアップショップ展開 5月16日~高島屋などで期間限定出店

繊維専門商社の豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区錦2-15-15)が展開する廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランド「FOOD TEXTILE」(以下、フードテキスタイル)は、ブランド初となるポップアップショップを5月16日(水)より、フラクサス 広島店、京阪百貨店 守口店、高島屋 京都店の計3店舗でオープンします。

■食品×アパレル業界の架け橋として、フードロス問題へアプローチ

国連機関や農林水産省の推計*によると、世界の食料生産量の3分の1が毎年捨てられ、日本の年間食品ロスも600万トンを超える 超える 超える など、近年食品ロスの問題に注目が集まっています。フードテキスタイルは、食品とアパレル業界の架け橋として、食べ物がもつ「色」に注目、染料化する独自の技術を活用し、キユーピーグループの株式会社サラダクラブなど様々な食品関連企業から提供された食材を、各アパレルブランドと連携して商品化を進め、アパレル業界からフードロス問題に取り組んできました。

<ハーブの一種、マロウブルーの残渣>

■ブランド初の独自店舗で「野菜、フルーツ、ハーブ、飲料」カテゴリーの商品を展開

今回、初の店舗展開と合わせて、ブランドとして初めてとなる単独での商品販売を開始します。新商品は、ショッピングBAG、エプロン、BABYロンパースなど素材の持つ自然で豊かな色が好評の全 16 アイテムです。キユーピーグループのムラサキキャベツ、堀内果実園のブルーベリー、生活の木のエキナセア、タリーズ珈琲のエスプレッソコーヒーを代表に、VEGETABLE、FRUIT、HERB、BEVERAGEの4カテゴリーの食品残渣が使用されています。

今後は、提携先の拡大やオリジナル商品の企画販売だけでなく、生地での販売、海外への販路拡大、企業ユニフォームへの参入なども目指し、アパレル業界からフードロス問題への取り組みをさらに継続・強化していきます。
(*平成27年度推計 農林水産省:http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_4-55.pdf)
(*Key Findings FAO:http://www.fao.org/save-food/resources/keyfindings/en/)

【ポップアップショップ展開予定】

フラクサス 広島店

・開催期間:5月16日(水)~6 月20日(水)
・営業時間:午前10時~午後10時
・場 所:2階フラクサス広島店 フラクサスマーケット(POP-UPスペース)
(住所:広島県安芸郡府中町大須2-1-1-2026)

京阪百貨店 守口店

・開催期間:5月17日(木)~5 月30日(水)
・営業時間:午前10時~午後8時(最終日のみ午後5時まで)
・場 所:2階 ナナイロフルール イベントスペース(住所:大阪府守口市河原町8-3)

高島屋 京都店

・開催期間:5月30日(水)~6 月12日(火)
・営業時間:午前10時~午後8時(最終日のみ午後5時まで)
・場 所:6階 和洋食器・台所用品売場 (住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52)

【商品展開 一例】

フードロスとは

国連食糧農業機関(FAO)が世界の研究者や実践者と議論してとりまとめた最新(2015年1月時点)の定義では、
・食料ロス(food loss):食べ物の量的もしくは質的な価値が減少すること
・食料廃棄(food waste):食料ロスの一部で、特にまだ食べられるのに捨てられているもの
※量的減少は重量(kg)が、質的減少は栄養価や経済価値、食品安全性などが減ったり損なわれたりすることを 意味する。
とされています。
出典:©2016 FOODLOSS CHALLENGE PROJECT 公式サイト
http://foodlosschallenge.com/

■FOODTEXTILE (フードテキスタイル)

食べ物がもつ「色」に注目したテキスタイルプロジェクトブランド。
廃棄予定の野菜や食材を、染料に変える技術で野菜のやさしい色合いを再現しています。
サラダの色を楽しむように、服や雑貨の色を楽しむ。食品廃棄の問題に、「着る野菜」という 考え方であたらしいアプローチを提案します。
http://www.foodtextile.jp/

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