ファッションを考える会を開催します。
ファッションのつくり手であるデザイナーのことから、人々の装いについての文化や社会現象などを考えていきます。
プレイベントでは、KCIアソシエイト・キュレーターの蘆田裕史氏とともに東京都現代美術館で開催された「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展の見所から、ファッションを展覧会で見せる意義などを取り上げました。
第1回目は「ヴィヴィアン・ウエストウッドとその受容」について文化学園大学非常勤講師をされている菊田琢也氏とモデレーターを務める高城梨理世とともに考えていきます。
パンク・ムーヴメントの象徴として、あるいは英国を代表するデザイナーとして知られるヴィヴィアン・ウエストウッド。
挑発的でありつつもエレガントな服作りは、1970年代以降、路上からランウェイまで、 多くの人たちに影響を与えてきました。
今回は、そうした1人のデザイナーの足跡を辿るとともに、彼女が残したアイテムの数々が、日本の女の子たちにどのように受容されていったのかについて探ることで、ファッションの「着る」という側面について考えていきたいです。
皆様、是非、ご参加いただいて、ともに考えて行きましょう。
会場は、プレで使わせていただいた文化の新たな発信拠点の「ブロックハウス」です。
講師プロフィール
菊田 琢也
1979年山形生まれ。
縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。
2003年筑波大学卒。在学時にファッション研究を志す。
その後文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)
現在、文化学園大学非常勤講師、
女子美術大学ライティング・アドバイザー。
近著に「アンダーカバーとノイズの美学」
(西谷真理子編『ファッションは語りはじめた』フィルムアート社2011)、
「やくしまるえつこの輪郭 素描される少女像」
(青土社『ユリイカ』第43巻第13号2011)など。
モデレータープロフィール
高城梨理世
1984年鹿児島生まれ。
母親の影響で幼少時からファッションに興味を持つ。
国際基督教大学への進学を機に上京、西洋美術史を専攻。
「COLORS ファッションと色彩:VIKTOR & ROLF & KCI」展が
きっかけで、ファッションを研究、記述することに関心を持ち、
以後修士課程終了まで、ファッションを研究テーマとする。
興味の対象はファッションをオリエンタリズムや、
前衛性、身体性の問題など。
好きなブランドはヨウジヤマモト。
東京大学大学院表象文化論コース修士課程修了。
日時:10月28日(日)18時00分~19時30分 会終了後、懇親会あり。
会場:カフェ&ギャラリー「ブロックハウス」(blockhouse)
東京都渋谷区神宮前6-12ー9
(原宿交差点を渋谷方面へ。Audiの裏辺りです。)
TEL:03-6427-9687
http://blockhouse.jp/会費 2,000円 ワンドリンク付
勉強会後 懇親会を予定しております。
ワンドリンク、フードつきで、1,500円です。
(フードはブロックハウスの人気メニューをお出しします。)
お申し込み先
palette.produce@gmail.com
懇親会参加希望の方はあわせてお知らせ下さい。
今後の予定です。
002 11月25日(日)18時~
小澤京子氏(埼玉大学非常勤講師)
keisuke kandaについて考えていきます。
003 12月9日(日)18時~
工藤雅人氏(文化ファッション研究機構共同研究員)
コム・デ・ギャルソンについて考えていきます。
004 2013年1月27日(日)18時~
星野太氏(東京大学特任助教)
ハトラについて考えていきます。
いずれも会場はブロックハウスです。
この後の予定も決まり次第お知らせします。
「Think of Fashion ファッションを考える」実行委員会
準備中 http://www.think-of-fashion.org/