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デザイナー・Mさんへのウェブインタビューの回答

貴方のプロフィールを教えてください
「20代後半の女性・埼玉県在住」

貴方の出身校を教えてください
「文化服装学院 アパレルデザイン科」

貴方のお仕事内容の詳細を教えてください
「国内ブランド、トドラーキャラクター(子供服)、インナー(雑貨系婦人服)のデザイン、パターン、生産管理まで。」

貴方はファッションショーをしたことがありますか?
「はい。個人的に友人とで5~6回。一番最近は会社で、2年前、ベルファーレで1500人くらいでした。」

貴方がデザイナーになった理由を教えてください
「母も文化卒で、小さい頃から洋服を縫ってもらったり、既製服でもまわりの子に比べてきを使ってもらっていたと思う。それに影響されている。」

貴方がデザイナーになるまでで最も苦しかったことは何ですか?
「もっとも苦しくかつ楽しかったのが学生時代。一生の間で一番勉強したと思う。課題が大変な科だったということもあるが、平均睡眠時間は2~3時間。今、それだけ勉強していない学生さんはよっぽど自信が有る子以外は将来厳しいと思う。」

貴方がデザイナーになる前に経験したことで、最も有益だったことは何ですか?
「学校で学ぶ基礎的知識は勿論ですが、10歳以上年上の友人達。その生き方、考え方にもかなり影響されました。」

貴方がお仕事中、嬉しく感じるときや悲しく感じるときはどんなときですか?
「嬉しいとき・・・作った物が評価されたとき。売上云々の話を嫌がるクリエーターさんもいらっしゃいますが、仕事なんだから売れてあたりまえ。やはり利益が出たときは本当に嬉しいです。特に反対された企画で結果が出たとき。 悲しいとき・・・売れないとき。」

貴方がデザイナーという仕事に嫌悪感を抱くときはどんなときですか?
「ないです。」

貴方が感じるデザイナーの醍醐味は何ですか?
「全て。自分の商品を買っていく人を見ただけでも醍醐味だと思います。この仕事について8年ですが、これはいまでも変わりません。あとはサンプルなんかがもらえるのは利点かな?」

デザイナーにとって大事なことは何だと思いますか?
「スタイル、ポリシー、(前に反するけど)他人の意見も取り入れる柔軟さ、コスト意識、縫製技術(技術知識)」

デザイナーという職業について、世間の認識が間違っていると感じることはありますか?
「年の1/4は徹夜です。肌ぼろぼろです。子供が産めない身体になった人も沢山います。ほんと、過酷な職業だと思います。女の人は頑張りすぎる分きついかも。でもその反面、成功してる人はそうでない=世間認識のお金持ち、ラクして稼いでる=人もいますが、そういう人は本当に感性がずば抜けて優れている人であって、なろうと思ってなれる物ではないし、そうしている人は数年で居なくなってしまう厳しい環境です。」

デザイナーを志す若者に、ひとことお願いします
「体力がない人はやめたほうがいい。足手まといです。」

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