貴方のプロフィールを教えてください
「30代前半の女性・神奈川県在住」
貴方は服飾専門学校出身ですか?
「いいえ」
貴方のお仕事内容の詳細を教えてください
「海外のシグネチャブランド『eclosion』のアクセサリーのデザイン、制作、営業、その他業務すべて」
貴方はファッションショーをしたことがありますか?
「いいえ」
貴方がデザイナーになった理由を教えてください
「子供の頃から、物を作ることが好きでした。自分の考えてることをもっと貪欲に形にしたいと思ったのは、雑貨やアンティークに興味を持ち始めた事がきっかけ。好きなものは自分で作ろうと決心。」
貴方がデザイナーになるまでで最も苦しかったことは何ですか?
「経歴も経験も何も無い状態でいきなり飛び込んだので、当たり前の常識もわからず、趣味なのか仕事なのかはっきりしない時期が続いたこと。」
貴方がデザイナーになる前に経験したことで、最も有益だったことは何ですか?
「業界の他、商売という意味で多方面に知り合いが多く、生産側、売る側、買う側の心理を多少理解できたこと。自分本位の商品は売れないという現実を勉強させられました。」
貴方がお仕事中、嬉しく感じるときや悲しく感じるときはどんなときですか?
「商品が売れ、リピーターが次の商品を楽しみにしてくれていることを知った時が嬉しい、悲しいのは、イメージばかり膨らんで、何時まで経っても形にならない時。」
貴方がデザイナーという仕事に嫌悪感を抱くときはどんなときですか?
「企業デザイナーの場合、コストが必然的に先行するため、すべてが納得できる商品には仕上がらないこと。」
貴方が感じるデザイナーの醍醐味は何ですか?
「何事も自分次第。自由も責任も自分が管理できること。」
デザイナーにとって大事なことは何だと思いますか?
「何を見ても、何かを感じ取ることが出来る柔軟性。あとは、プライベートを楽しく過ごす術を身につけること。」
デザイナーという職業について、世間の認識が間違っていると感じることはありますか?
「考えればお金になる楽な商売と思ってる人が、意外と多い。「考える」っていうことが、どれだけ濃縮されたものか、わかってほしいですね。」
デザイナーを志す若者に、ひとことお願いします
「どうしても作りたいもの程、どうしても作れない場合が多い、仕事になるとそんな時もたくさんあるっていうことを少しずつ理解しながら、限られた条件でもいいものを生み出す心のタフさを身につけてね!がんばれ!!」