10月18日に開催されたA DEGREE FAHRENHEIT(エーディグリーファーレンハイト)のショーを見に行って来ました。
今季のテーマは
「1292°F(700℃) “The melting point of glass” ガラスの融点」
ガラスを加熱していくと液体に変わり始める現象に着目し、ガラスの鋭さ、融点を超えた時のガラス質のしなやかさ、透明度の美しさを洋服のデティール、パターンテクニックにより表現したそう。
白いランウェイの中央にはダイソンの扇風機が置かれていましたが、
私がこれを「ダイソンの掃除機があります!」とTwitterでつぶやいてしまったので、いろいろな方から突っ込みを受けました・・苦笑。
後でデザイナーの天津さんに聞いたところ「Twitterでダイソンの扇風機って言ってる人がいた!」とスタッフ間でもざわざわなっていたそうです。
すみません。。。
気を取り直してショーへ。
今回のテーマの融点にこだわって、ショーでは白のみのアイテムを発表していました。
ダイソンの扇風機によって風になびいて綺麗です。
扇風機もこうやって見るととてもあってますね~。
こちらのブラウス、マントのように見えますが、カフスをつけるとブラウスのように見えます。
試着してみましたが春夏にすごく使いやすいと思いました。
ショーでは白だけでしたが、黒一色や、襟と前立てが黒でシャツ地が白の商品もあるそうです。
※正面からの写真はこちら。(Style.com)
こちらのジャケットは、左右にボタンで留めることができ、ショーではボタンを留めています。
ボタンを外すと前が長くなっるデザインで、それも格好良かったです。
袖はまくし上げるようにドレープを入れて作られていました。
写真が横からなので見づらいですね・・すみません。こちらでどうぞ。※style.com
続いてのルック。パンツのサイドに切れ込みが入っているデザイン。
風を受けて足が見えたりして格好良かったです。
これのドレスはとても綺麗でしたね~。フィナーレかな?と思ってしまいました。
展示会場で見たらすごい分量の布。
扇風機の風量が当初もっと強めだったそうですが、このドレスがなびきすぎるため、風量を落としたそうです。
続いてのドレス、フリンジがどうなっているんだろう?と思ったんですが、展示会で聞いたところ、メッシュに手作業で生地を入れ込んだそうです。
結構なボリュームだし、メッシュも細かかったので大変だったと思います。
フィナーレ。
ふんわりした生地で融点の柔らかさを出し、レザーのベルトでしなやかさを出していました。
A DEGREE FAHRENHEITは「黒」のイメージでしたが、それを拭い去った素敵なコレクションでした!!
さて、せっかくなので展示会の様子も少しご紹介します。
今回は、冨田 伊織さんとコラボレーションしたエキシビジョン。
床に飾られているのが冨田 伊織さんの透明標本です。
魚の標本。綺麗ですね~。
告知が遅いよ!って感じですが、
本日25日の20時までヒカリエの8階でエキシビジョン開催中なので気になる方はぜひ!
詳しくはこちら。
※一般の方でも入場できます。
<追記>
動画がUPされたので掲載しました。