東京コレクション「THEATRE PRODUCTS」。

11/7 12:00　THEATRE PRODUCTS（シアタープロダクツ）。
　　　 12:30　KINGLY THEATRE PRODUCTS（キングリー　シアタープロダクツ）。
場所は、明治神宮外苑　聖徳記念絵画館前の特設テントのTOKIWA。

シアタープロダクツは、今回、レディースのショー（シアタープロダクツ）と
メンズのショー（キングリーシアタープロダクツ）を分け、
2つのショーを休憩を挟んで行うとのこと。

招待状の画像はこちら。
（全ての画像はクリックすると拡大します）

左側の白地がレディースのショーの紹介で、
右側の黄色地がメンズのショーの紹介。
休憩を挟むショーなんて初めてなので、ドキドキする。

ちなみに、テーマは、
レディースが「オフィーリアの森のシステムキッチン」、
メンズが、「本田祐也と万国旗」。

ショーは、ナイロンオーガンジーのテープ（４０ｍ）を巻きつけて作ったという、
鮮やかなオレンジ色のドレスや、
袖を落としてふんわり膨らませたトップスなどがみられた。

髪型も、頭髪（フェイク）で作ったリボンを頭にのせたり、
角を頭につけたりしていて、かわいい。

胸には豚革で作られたアクセサリー。

最後は、アクセサリーにも使われていたパーツ（豚革）を、裾にあしらったドレス。

裾の膨らみ分の生地を上半身にも縫いこんである（畳み込んである）。
また、膝から下には、ワイヤーが入っており、綺麗なドレープを
作るようになされている。

デザイナーが出てきた後、休憩になり、客席にスタバのカフェオレが配られた。
ちょっと嬉しい。

カフェオレを飲んで待っていると、ランウェイに楽譜が両サイドに１２個ずつ、
外側（客向き）と内側（ランウェイ向き）に交互に置かれはじめる。
演奏でもやるのか・・とドキドキ。

休憩が終わると、トランペット、サックス、トロンボーン、フルート、
チューバ、パーカッションなどの生演奏がはじまり、12人の奏者が登場。

本田祐也が創設した、チャンチキトルネエドの皆さんです。

それぞれが楽譜の前に（ランウェイ中心向きに）立ってひと通り演奏すると、
モデルがランウェイを歩きはじめる。

ショーでは、スーツ、ゴールドのライン入りのスェットパンツ、
イギリスのTraditionalとコラボしたウィンドウブレーカー、
マッキントッシュとコラボしたゴム引きコート、
ラングラーとコラボしたジーンズ、雪駄などのアイテムがみられた。

羽織っているシャツには、テーマの万国旗をモチーフとし、
日本の隅田川やパリのエッフェル塔、万国旗などが水墨画で描かれている。

途中で、モデルが引っ込んでしまったので、何があるかと思いきや、
演奏者が向きをかえて（客側に向かって）１曲演奏し、
またショーが開始する場面もあり、会場はみんな盛り上がる！
（客席には、ノリノリに動く人もいた）

また、テーマの万国旗をモチーフに、国旗柄を使用したスカートとＴシャツが見られた。

国旗柄のスカートの下には、ラングラーとコラボしたジーンズが
合わせられていました。
ちなみにスカートは、まとめてスカーフとしても使用することもできるし、
広げて女性用のワンピースとしても使うことができるのだそう。
洗いをかけられた生地は、古着のような質感でした。

最後は、モデルが全員出てきて、万国旗の長い紐をランウェイに引っ張り、
デザイナーが登場して挨拶。

モデルが去った後は、奏者が、演奏しながらステージの裏に去っていくという演出。

最後の拍手は、私が今回東コレでショーをみた中でも一番大きな拍手でした。
私自身も、今回の東コレではシアタープロダクツのショーが一番楽しかったです。
（まだ全てのショーを観たわけではないですが）

あんな変哲もないテントの中でこれだけの演出をできるなんて
すごいブランドだと思います。

ちなみに、画像とmovieはこちら（JFWの公式HP）にもUPされています。

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