Cher Michel Klein、2006SSコレクション。

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10月7日、パリコレ公式参加ブランドのひとつである
Cher Michel Klein(シェル・ミッシェルクラン)、
2006春夏コレクションに行ってきた。

会場は、ルーブルの近く、インターコンチネンタルホテル。
「Michel Klein」に「Cher」がついているところを見ると、
どうやら私の知っている「Michel Klein」とは違うらしい。

フランス語の「Cher」は、英語だと「Dear(親愛なる)」になるらしい。
(※Dearには、「高価な(expensive)」という意味もあるようです)。


招待状の画像はこちら。

招待客には、発売される予定の香水が配られます。

開始予定の17:30から約1時間遅れでショーが開始。
赤いライトと赤い絨毯の効果で、会場は一面赤色。

ショーでは、スーツのウエストをリボンで結び、
ボリュームのあるスカートに合わせる服など、上質で上品な感じの服が並ぶ。

個人的には、ショートパンツに広がりのあるトップスをあわせ、
スカーフを頭に巻いて濃いサングラスをかけるスタイルが気になる。

そして、軽いシフォンのような素材のロングワンピースが登場。
透け感のある白い生地に、ブロンズ色のボタンが沢山ついている。


上のドレスは歩く時にボタンの擦れる音が「ジャラジャラ」して、
ボタンが落ちやしないかとハラハラ。
画像にも写っていますが、実際、ボタンが落ちていました・・・。

最後は、ドレスをまとったモデルさんと腕を組みながら、
モデルが歩く方向とは逆方向にデザイナーが歩いて挨拶。

「Michel Klein」というと、日本では、丸井などでよく扱われており、
比較的安価なデイリーウエアというイメージだが、
どうやら、日本で取り扱われているミッシェルクランは、
イトキンのライセンス商品で、日本しか展開されていないようだ。

パリでは、ショーの前に立ち寄ったコレット(colette)でも扱っており、
その値段(ジャケットで10数万円)を見て日本との価格差に驚いた。
実際、店頭で見たジャケットは、つくりも丁寧で素晴らしい。

日本でライセンス商品が目立ちすぎて、パリの「Cher Michel Klein」が
目立たなくなった結果、ライセンスの本来の用い方が
崩れてきているのではないかと思ってしまった日でした。

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5件のコメント

  1.  やこ。さん、こんにちは☆素敵なレポートでした、ありがとうございます。フランス語の心得がある者として少し気になった点があったので、コメント致します。

     Cherの意味は「高い」というのもありますが、この場合は「親愛なる」だと思います。手紙などでよく使います。英語でいうDearの意味です。女性にはChere、男性にはCherを名前の前に使います。

  2. Maximさん
    コメント、ご指摘、ありがとうございます。
    一部修正してみました。
    (expensiveというものも聞いたので、
    それもちょっと残してみました。)
    また何かありましたらよろしくお願いします♪

  3. パリの関係者に聞いたところ、掛詞ということで、どちらもピンポーンのようです。

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