ノーザンプトン シューファクトリーアウトレット購入記

(画像はクリックで大きくなります) (旅行時1£=126円)

Twitterで随時つぶやいていましたが、ノーザンプトンのファクトリーアウトレットまで革靴を買いに行ってきました。

参考にしたのはこちらの地図(pdf)

GoogleMAPでは通りまでしか出てこないので、ストリートビューで確認しておくといいですね。

ノーザンプトン駅から回れるのは、チャーチ Church’s、トリッカーズ Tricker’s、クロケット&ジョーンズ Crockett & Jones、ジョン・ロブ John Lobb、エドワード・グリーン Edward Green

です。Cheney、GRENSON、Barkerは車でないと行けなそうです。

クロケットは金曜の午前中と土曜の午後しか営業していません。エドグリは事前予約が必要らしいです。

今回は土曜朝のフライトで帰国でしたので、旅行最終日の2012/10/5 の金曜に行きました。

宿にいた人から「ジョン・ロブとエド・グリは今は休みです。3週間後には開きますよ」と聞きました。

ロンドン市内中心から少し北側にあるEuston駅からNorthampton駅までMIDLAND鉄道で約1時間。

1時間に数本出ています。こちらから予約できます。

通常は片道20£以上しますが、事前予約すると、なんと片道最安値で6£になります。往復12£で約1500円でした。

予約してカードで支払いをすると、予約コード(Booking confirmation number)が送られてきますので、当日Euston駅の自動発券機に入力してカードを受け取ります。

こちらの鉄道に乗り、牧畜している田舎を約一時間。到着です。

Northampton駅。

さて、普通はタクシーを使うそうですが、歩けそうだとわかって徒歩移動。

最寄りのChurch’sまでは5分で着きます。

大通りの角にこれがあってショップはこの先ですよ、と。

で到着。

左から右にサイズの大きい棚になっています。

9:30の開店と同時に入りましたが、直後に2人外国人が来て、ぱぱっと買って行きました。

ここのあったのはどれもB級品で、Secondsとなっています。見てみると、結構ひどいんです。明らかにB級。

大体、見たらすぐにわかる傷がついています。右足だけが陳列してあるんですが「よし、これ平気だ」と思ってカウンターのおばちゃんに持って行くと、左が出てきて、そっちについてたり。

履いていて周囲から明らかに見てわかるのは嫌だったのですが、それはパスして、手に取らないとわからないものにしました。

 ちょっとね。

ここにあった靴は大体190~270£でした。3割引きですが、プロパーでも安いですよね。

そしてここからTricker’sまで30分歩きます。

到着して、営業時間なのに営業している様子がない。ノックすると人が出てきて「今、オフシーズンなんでやってないよ」と言われましたorz

やむなく残りのCrockett&Jonesへ向かいました。Tricker’sから15分くらい?

近くのKFCのようなファストフードで食事してもまだまだ14時まで時間があります。

クロケットも休業だと困るなと、12時半に店を覗きに行きました。

やってるのかなぁ、やってないのかなぁと考えていると、50歳くらいの従業員さんが出てきたので「14時から開きます?」と訊くと「多分開くよ。それまで他見てきたら?」「Church’s見てきたんです。で、Trickersは休みでした」と話す。「今日はHolidayなんだよ。日本から来たの?よく日本人来るよ」と話してくれて「工場見せてあげるよ!」と、急遽工場を案内してくれることに!

アッパーをラストに被せた状態のところから、吊り込み、ウェルト縫い、ソール付け、コバ削り、ニス塗り、ブランド刻印と、機械と半製品を見せながらガイドしてくれました。

英語が苦手なので、2割くらいしか説明はわからなかったものの、ひと通り靴作りの工程は知っていたので、なるほど、これがあれね、とわかったのは良かったですね。

あとはコルクは練りコルクなんだなぁと思ったくらいです。

 ソールへのブランド打刻機械

皮革は美しいものばかりだったし、ハンドメイドといっても、機械の力を借りて(倍力として)、手作業しているんですね。

「日本では(高いもので)700£とかになるんだよ」って伝えると、とても驚いてました。

工場を見せて貰ったあと、さらに1時間待ってショップ開店。

やはり左から右に向かってサイズが大きくなります。

これらもB級品のようですが、Church’sと違って、よーく見ないとわからないんですよ。

 真ん中にアバタみたいのがありますね。

でも実際これくらい。

もう一つもこんな感じ。

 

Church’sに比べて、クロケットは検品が厳しい事がわかります。

どちらも180£

ジャストは8ハーフのEなのですが、ひとつはウィズがFであったものの、値段に負けてしまいました。

だってREGALの普及品と同じ値段ですし。

いわゆる仕事で使いやすい靴は多くなくて、エナメル靴が沢山余っていました。エナメル靴でなければ、黒も少なかったです。

日本人青年が来ていて、彼も初めてだったそうですが「JOHN LOBBは値上がりして萎えました」とのこと。

こちらのブログにも書いてあります。

2010年2月の価格と現在(4月以降)の価格は以下の通り。
アリマ      230ポンド ⇒ 413ポンド
シティⅡ     280ポンド ⇒ 504ポンド
ロペス      230ポンド ⇒ 524ポンド
フィリップⅡ   280ポンド ⇒ 680ポンド
チャペル     280ポンド ⇒ 708ポンド
ジョンロブ2009 280ポンド ⇒ 824ポンド

ちなみにこちらのブログを読んでも、他のブランドも値上げしているようですね。

Crockett & Jonesから駅まで35分くらいでした。

予約した乗車券は便固定なのですが、車内の検札が適当だったので、一本早い便で帰ってきちゃいました。

ちなみに、VAT(消費税)が20%かかっていますが、免税で約11%戻ってきます。

帰国時に免税手続き所が大行列で時間が無く、免税できませんでしたけど…

 

=PR=
これ愛用してますが、すごいです。

【メンズ】【レザー】【本皮】【カジュアル】【ビジネス】【通勤用】【紳士用】【革小物】【ギ...

ベルト穴無し 無調整フリコベルト レギュラー
価格:10,500円(税込、送料別)


Comments

コメントを残す