上品で遊びのある大人服~SATOSHI TANAKA~


今期のセールももうおしまいの時期だが、中々欲しい服に出会えない。

今年欲しいアイテムは決まっていて
・ニットベスト
・スーツの上に羽織るコート
・運転時にそのまま着ていられるショートコート
・シンプルなテーラードジャケット(ブログ仲間であるかいぜさんの影響)

なのだけれど、どれもある条件がつく。
一見普通に見えても、今まで見たことが無いような工夫がしてあるもの。または特別な機能があるもの。

そういうのって中々無い。

そうである理由は、明確なデザインがされてなければわざわざ高価なデザイナー服を買う必要性がないと私は思うからだ。

マックイーンのジャケットや、エディのジャケットのように独創的なシルエットを求めるなら別だが、単にキチンと作られた服というならば、わざわざデザイナーの服を買うよりファクトリーブランドの服の方が安くて品質もいい。
でもそんな服はつまらないし、品質がよくシンプルなデザインならば、それこそユニクロや無印で買えばいいと思っている。
また一見して派手派手しい服というのは、私の求める格好ではない。

一見するとありがちな服に見えるけど、実はこんな仕掛けがあるんだぜ。という服にものすごく惹かれるのだ。


先週デパートのセールに行き、中にあったUA、BEAMS、ドレステリア、シップス、アダムエロペを見回したが、私が欲しくなる服は一着も見当たらなかった。
(最終セールだったので、売り切れていたということも考えられるのだけど)

そして昨日青山ベルコモンズへVIA BUS STOPのファミリーセールへ行ってきたのだが、ウンガロのジャケットとパンツがちょっといいと思ったものの、微妙に気に入らず、ここでも何も買わず退店。
私は買うか買わないか悩んだ服は、まず買わない。

その後近くのインテリアショップNOCEへ行こうと外苑西通りを歩いていくと、そういやここらへんにサトシタナカのショップがあったんだよなと入店した。

SATOSHI TANAKA(サトシタナカ)
かつてヨウジヤマモトでテキスタイルデザインをしていたデザイナー。
最近(なぜか)人気のあるデザイナー・サトルタナカではない。
約10年前に神宮前のROYAL FLASHで扱っていて知ったのだが、BEAMSやBARNEYS NEW YORKで扱われたこともあるブランドである。
ネットで検索してみると、恐ろしいほど情報が無くて驚いた。
ググってみるとなんと上位に、ファショコンオフ会で5年前に私たちが訪問した報告が出てくる。

ちょうどセールをやっていたので、ざっと見ていると、形はベーシックながらテキスタイルや生地表面にひと工夫された服が並んでいる。
生地を裂いて、そこを補修したようなジャケットや、ベルトループ部にポーチのようなものが付いたパンツ。
中でもハイゲージの薄手ウールニットは、秀逸だと思った。
袖や裾がちょうちんになっていて野暮ったいものが多い中、ロンTのごとく袖も裾もストレート。(しかも80%オフの約10,000円)
地肌に着てもいいし、タイトなインナーシャツを着た上から着てもいい。
こういう嵩張らないウールのインナーはありそうで無い。
諸事情から買わなかったが、タイミングが合えばかなり欲しかった。

そうして面白いなと思ってひと通り見た後に、再度見直すと、SATOSHI TANAKAに混じってPIOMBOのタグが縫い付けられた服がある。
どういうことかと店員に尋ねると、ゼニアグループのブランドであるPIOMBOで、田中氏がデザインをしているそうなのだ。

そこであるネイビーのジャケットを見てみると、内側に面白い工夫がしてあった。

左の内側胸元にポケット二つ。胴部にペンポケット二つ、モバイルポケット一つ。
右の内側胴部にポケットが一つ。
ライニングがグレー(ウール*レーヨン*ポリエステル)で、かつポケットにパイピングがされているのもツボ。

トラベラーズジャケットといい、パスポートなどもしまえるという。
生地がざっくりとしたウールで上質感が薄いのと、ボタンがノッペラで形も素材も安っぽいプラボタンなのが残念。
まあいずれボタンは取り替えればいい。
68,000円→34,000円で購入。

会計をしている間にもう少し見てみると、やはりPIOMBOタグでドライビングコートを発見。
何でもデザイナーがクラシックカーの大ファンで、本人も愛用しているらしい。
店内にも自作ボディの車が展示されている!(実際に運転できる)
詰襟のコートで、ライニングがダウン入りデタッチャブル。
バイク乗りだったニックアシュレイが作った服が、バイク乗りに最適なデザインであったように、車乗りである当デザイナーの作った服は、実にドライバーに適したデザインになっている。
こちらは写真を載せないが、車で出かける際に重宝すること間違いない。
78,000円→39,000円で購入。

SATOSHI TANAKAを取り扱っている店舗は川崎にあるくらいで、基本的にこの店でしか見ることができないらしい。
若者向けではなく、20代後半からのデザインだと思った。
5年前の私はきっと買わなかったのだろう。
今月いっぱい(多少延期するかも知れないとのこと)50~80%オフセールなので、興味のある方はいってみて欲しい。
PIOMBOの商品はこちらで見られるが、工夫されたユニークなデザインであることがわかるだろう。

SATOSHI TANAKA(外苑前より徒歩5分ほど)
東京都港区南青山4-1-11(Google MAP
03-5414-1114

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静岡時代に何度か買って食べた、焼酎の生チョコです。
美味しいですよ。冬場しか買えません。
バレンタインギフトにも使えたり。

「上品で遊びのある大人服~SATOSHI TANAKA~」への2件のフィードバック

  1. SATOSHI TANAKAって、たしか
    軍モノの毛布でプルオーバーとか
    作ってましたよね。
    いい意味で粗野な素材感の
    イメージがありますねー。

    画像のジャケット私もそういうの
    好きだなぁ

    >若者向けではなく、20代後半からのデザインだと思った。
    5年前の私はきっと買わなかったのだろう。

    最近私もそういうのすごく感じます。
    個人的に良い方向に向かってると
    信じております(笑)

  2. >かいぜ
    毛布で作った服なんかもあったんですか?
    確かにSATOSHIのラインでは、荒い感じの素材がありました。
    なるほど、そういうのが得意なんだ。

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