ニホンコクより

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社会保険料の負担増やら増税論がますます活発になっている。
欧米はきっちり税金を納めようというのに、日本では節税を考えるという時点で、税金というのが不条理に使われているからだと思う。
払った分だけリターンがあると感じていれば、逃れようなんて思わないはずだから。
サラリーマン増税といわれる先日の報道ではあるが、減税したとしても、サラリーマンのモチベーションはきっと上がらないというところにも大きな問題がある。

しばらく前に、村上龍の「希望の国のエクソダス」を読んだ。
簡単に言えば
「日本は衰退していっている。今までの物質主義では日本の未来が無い。新しい方法を見つけようと、それを中学生が生み出してしまう」という話。

インターネットが手に入れたものの一つは強烈な匿名性。
それまで身分や人間力が必要だった現実の付き合いから、オンラインの世界へ。
誰にも会わないでもお金が稼げる。
小学生がオンラインゲームで入手したアイテムをヤフオクで売って、月にン十万円稼ぐという話がgooに出ていた。
もう実働をしないでも、人に雇われなくても口に糊していける!!

「イヤなら日本から出て行けばいいさ」
どんどん負担を押し付けてくる国の方針は、そう言っている気がしてくる。

今!!日本は選ばれる立場になってきている。
選ばれるようにしていかないと、優秀な人材はどんどん自分が住みやすい場所に移ってしまうだろう。
そして日本は遊びに来るような場所になるかもしれない。

こうなってしまった責任を持つ自民党が、未だに責任を取らず
政権を持っているという不思議。
日本が土建屋王国(=自民党)だというのは、小さいながらも日本の国土を徹底的に開発しつくしてしまったことからもよくわかる。
政治というものは奇妙なものだ。


日本の未来は暗雲が立ち込めていると思いませんか?→


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