花粉大量飛散直前→花粉症の方へ

11月から杉が狂い咲きして、花粉が飛び始め、2月からの本格飛散を間近に控えています。

飛散予測では過去十年の平均値の2倍近く飛ぶと予想されています。(夏の日照量に比例するとされている)
TVなどでは「昨年の20倍!!」と煽られていますけど、鵜呑みにしちゃいけません。
昨年はマレに見る少量飛散の年だったもんで、比較対象にあげるのは乱暴な話。

それじゃ一昨年はどうだったのかというと、例年以上に飛ぶ予定だったのが、3月に入ったら雨の日が続き、花粉が落ちてしまったんですね。つまり短期化したと。
ですから今年も雨の日が続けば、運良く大量飛散かつ長期化を防げるかもしれません。


さて、花粉飛散に伴いコンビニで色んな食べ物が発売されていますが、今から摂取しても効きません。
(花粉対策商品)


ああいうものは体質改善のようなもので、長期に摂取してようやくわずかな効果を確認できるものなので、花粉飛散の時期だけ摂取しても、焼け石に水です。
マーケティングにおどらされちゃいけません。
藁にもすがりたい方は止めませんけど。

病院で貰う薬に関してですが、随分良い薬が出てきたとはいえ、これもステロイド以外は即効性はないですし、劇的に効くわけでもありません。
ご存知のように花粉症は粘膜をやられますが、一度やられ始めるとより酷くなりますから、やられる前から抗アレルギー剤で対策をした方が良いです。
飲み薬や点眼液、点鼻液で予防したところ、3割の患者に症状の軽減が見られたといいます。
ただしこれは7割の人に効果がなかったとも言えますから、果たしてどうなのかという疑問も残ります。
毎年薬を飲むような方ならば、前もって飲んだほうが良いのかも知れませんね。

ちなみに病院で貰うステロイド薬というと、飲み薬はセレスタミン、点眼液はフルメトロン、点鼻液はフルナーゼという商品が一般的です。
しかしステロイドの安易な使用は重篤な副作用を招きかねません。
とはいえ、花粉症で苦しい時に耐えろというのも酷な話ですよねぇ…
今後何十年花粉症に悩まされるのでしたら、時間はかかりますが減感作療法をするしかないですよ。

早く飛散終わって欲しいと思う方はクリック


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