「キング・オブ・ダイヤモンド」や「スターたちのジュエラー」として知られる伝説のダイヤモンドジュエラー、ハリー・ウィンストンは、約1年間の改装期間を経て、フランス・パリにある歴史的なサロンをリニューアルオープンしました。
ハリー・ウィンストン社 最高経営責任者 ナイラ・ハイエックは下記のように述べています。
「ハリー・ウィンストンにとって、ダイヤモンドの輝き以外で最も素晴らしい財産は、その輝かしい歴史です。ブランドが成長し続ける中、卓越したジュエリーを作り出すだけではなく、私どものお客様が満足される素晴らしい環境を作ることにより、誰もが愛するブランドの伝統を守っていくことがとても重要になってきます。私どもは、アヴェニュー・モンテーニュ・サロンの改装とリニューアルを通じて、ブランドの偉大な伝統を守りながら、貴重な過去と前途有望な未来をつなぐ絆をより強固なものにすべく、さらなる努力を続ける決意でおります。」
アヴェニュー・モンテーニュ29番地にあるサロンは、創業者ハリー・ウィンストンがビジネスをこの清廉なタウンハウスに移した1960年代初頭から、ハリー・ウィンストンのパリにおけるショールームの中心的な役割を担ってきました。アヴェニュー・モンテーニュ・サロンに足を踏み入れると、そこには本当の贅沢と究極の洗練さが混在していた古き良き時代に逆戻りしたような雰囲気が漂っていました。ニューヨーク五番街にあるフラッグシップサロンと共にブランドの双璧となっている同サロンの内装は、清楚な大理石のフロア、眩く輝くシャンデリア、見上げるようなアーチ形のエントランス、豪華な金細工飾りが施された錬鉄製の大階段など、個人の大邸宅のような親近感と優雅さを兼ね備えていました。
改装後の内装にも、これらのオリジナルの建築要素が随所に反映されており、ブランドの歴史と現代的な華やかさを見事に調和しています。灰褐色、グレー、そしてブランドの象徴であるブルーを組み合わせたカラーパレットが空間に温もりと落ち着きを与えるとともに、アンティーク調のブロンズや壮麗なシルクをふんだんに使った重厚な漆塗りのハンドメイド家具が伝統的なウィンストン・スタイルにアクセントを加えています。二階建てのレイアウトは、高級ジュエリーやタイムピースのギャラリーを拡張し、ブランドが誇る貴重な商品をより多く展示できるように再設計・再構成されました。さらに、ブランドが大切にしている親密でさり気ないショッピング体験を実現するために、豪華でプライベートな雰囲気の商談ルームも新設されました。
ハリー・ウィンストンでは、アヴェニュー・モンテーニュ・サロンのリニューアルオープンを祝うために、代表的なウィンストン・クラスターや繊細なデザインの高級ジュエリーウォッチから、ハリー・ウィンストンのアーカイブに保管されている資料から発想を得た逸品まで、最大規模のダイヤモンドジュエリーが同サロンにディスプレイされます。