デザイナー安達稔氏は、「BARNEYS NEW YORK」「JOSEPH」等のプライベート企画デザインを経て、「MODE ACOTE」を設立。
東京コレクション等で経験を積みました。
そして2012FW、ワンランクアップした新生「MODE ACOTE」が誕生。
テーマ「Re BORN (再生)」を掲げ、モード感と、独特なエレガントさ、フェミニティさを兼ねそなえ、スピリットのある大人の女性のための魅力あるルックを発表。
www.modeacote.com
【BRAND CONCEPT】
服をまとう上で、より少なく語ることはより多くを語ることであり、いくらその工程が複雑で、背景にうんちくがあったとしても、服をまとう人の感情を揺さぶる美しさがなければ、何の意味もなさない。
伝統を大切にしながら現代的なデザインも上手に取り入れる日常着であれ、非日常へと誘うドレスであれ、やはりファンタジーのない洋服はつまらない。
最新のクリエーションでありながらも、女性がいつまでも宝物のように愛し続けたいと思えるエモーショナルな服を提案する、モダンな女性のためのブランドです。【DESIGNER】
安達稔(MINORU ADACHI)
1963年11月21日生
1989年 エスモードジャポン ステリズム科モデリズム科卒業2012-13 Fall&Winter COLLECTION
テーマ:「Re BORN (再生)」
オートクチュールのようにフェザーをあしらった、ドレスやニットが注目アイテムとして登場した。
裾やディティールパーツに、燻しゴールドのスパンコールを隙間なく埋め込んだツゥイードスカートやボレロ。
フリンジやスゥエード、オイリーレザーのワンピースやスカートたちは、ティアードライクに仕上げられた。
光沢タフタのフリルドスカートやボレロコート、手の込んだ手法のシャネルタイプニットはセミロングとロングを展開。
こちらは、ジャケットの顔を持ちながらもなんとも柔らかな着心地だ。
ファーを編み込んだスカート、ニット、コートも多くのカラーバリエーションと共に登場。
ボリューミーなベージュフォックスケープ、ラビット×ラクーンのミックスニット、チベットラムファージレ、
ラビットPハーフコートは、パープルやピンクの鮮やかカラーが目を引く。
ムートンは極上だ。上品なオフホワイトのcocoジャケット、レザーコンビのクラシックコートなど。
ダウンジャケットも多く見られ、キルティングが施されたものや、ウエストが絞られたフォルム、ベルトでマークされたものが目立ち、クールな女性像を彷彿とさせる。
フェミニティかつ、エレガントさを演出したコレクションのラインナップとなっている。