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デザイナー・RUOHTOさんへのウェブインタビューの回答

貴方のプロフィールを教えてください
「40代前半の男性・東京都在住」

貴方の出身校を教えてください
「芸術系の大学後、短期間の専門学校課程」

貴方のお仕事について教えてください
「フリーデザイナー、その他」

貴方のお仕事内容の詳細を教えてください
「デザイン全般、新ブランドのディレクション、企画部門のコンサルティングなど。。」

貴方はファッションショーをしたことがありますか?
「はい。プライベートでと、某メジャーデザイナーさんのゴーストデザイナーとしてなど。」

貴方がデザイナーになった理由を教えてください
「単純です。モノを創ることが好きで、服自体が好きだからです。」

貴方がデザイナーになるまでで最も苦しかったことは何ですか?
「「自分が好きな分野」を、はたしてそれを仕事にしていいのか?ということはかなり悩みましたね。」

貴方がデザイナーになる前に経験したことで、最も勉強になったことは何ですか?
「やはりどんな分野のことでも「創る」事が好きだっことでしょうか?幼少時代から、思いだせばいつも何か?しら創ってました。それと、芸術をかじったことは、今思えば、よかったです。もし日本の服飾専門学校だけしかしらなかったら、ぜんぜん違ってたと思います。」

貴方がお仕事中、嬉しく感じるときはどんなときですか?
「つきなみですが、自分でデザインした何年も前の服をかっこよく着てくれている人を見かけた時です。新しいの買って!とも思いますが……。(笑)」

貴方がお仕事中、悲しく感じるときはどんなときですか?
「在庫で残ってしまった場合の服たちの行く末です。。。」

貴方がデザイナーという仕事に嫌悪感を抱くときはどんなときですか?
「やはり「数字」がいつも追い掛けてくることです。創りたくもないのに、「売れるから」創らなければならない時が、かなり落ち込みます。」

貴方が感じるデザイナーの醍醐味は何ですか?
「「時代の予感」を感じとれる所です。」

デザイナーにとって大事なことは何だと思いますか?
「ファッション以外の「時代の空気」を感じとれるか?という事だと思います。あとやはり「数字」ばかりを追い掛けることではなく、その部分と「自分の個性、あるいは理想」をうまくリミックスする能力だと思います。「数字」と「個性」このどちらでも欠けていたら、長くは続かない仕事のような気がします。あとは体力です(笑)」

デザイナーという職業について、世間の認識が間違っていると感じることはありますか?
「「絵が上手」ならなれる?と思う人が多いようですがそれよりも、「もの創りの組み立て」を瞬時に頭の中に思い描けるか?のほうがむしろ大事のような気がします。それは型紙の構造、縫製の手順、営業がどのように販売するか?お店では?消費者は?など総合的な部分での瞬時の構成力が重要だという事、と思います。あと著名な先生と言われるようなデザイナーさんは遊んでるように見えますが(見せるのが上手いのか?)実はどんなに経験を積んでも、ものすごい努力をしているということです。」

デザイナーを志す若者に、ひとことお願いします
「「人と違う事、人と違う自分」を信じる事と、そのプレッシャーに、いつまでも負けない精神力。」

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