Aski Kataski 2014-2015AWコレクション。

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Aski Kataski2014-15AWの展示会へ。

2005年にデザイナーの牧野さんとお会いしてからというものの(当時の記事はこちら)、毎シーズン購入しているほど大好きなAskiKataskiですが(もう10年!!)、
最近では、都内での取扱いもなくなってしまい、大阪のcavaneさんにお願いして購入しています。
その牧野さんが大阪のお店にいらっしゃるとのことで、急遽大阪日帰りで行ってきました~。

DMはこちら。
今回のテーマは”狩人の夢”。
下の絵のように、19世紀のパリでは、女性は写真のようにひとつボタンのジャケット、ロングスカートの中にパンツを履いて狩りを行っていたそう。
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展示会(受注会)場。cavaneさんの会場にとても馴染んでいます。
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この鴨は牧野さんの私物。
パリからわざわざ展示会の為に持ってきたんだそう。
狩人が採った獲物、をイメージしているのでしょうか。
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写真立ても牧野さんの私物。
写真立ての中には、今回のルック写真が入っています。
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そして、牧野さん登場。
新たに大きな写真立てを持参していました、笑。
早速今回のarticle写真を飾る牧野さん。
メールでたまにやり取りしていたとは言え、久々なのにお互い変わらないね~なあんてお喋りしながら。。
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早速1点1点説明してくださいます。
ヴィンテージリネンツイルのハンティングダスターコート。
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包みボタンは手作りです。
着た感じもとても動きやすく、サッと羽織れる感じがGOOD。
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こちらは今回のDMの女性が着ていた服をモチーフにしたヴィンテージコットンツイルのジャケット。
ボタンはアンティークベジタブルアイボリーボタン。
シルクリネンのライニングが使われていたり、本当裏地まで手を抜かないのがすごいです。
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着用してみました(く、くらい・・・)。
首に掛けたのは、大久保さん(牧野さんのパートナーの方)が首に掛けていたメジャーをお借りしました。
メジャーまでヴィンテージでアクセサリーになりそう。
胸にボタンがあるものの、ウエストのラインも綺麗に出て女性らしい感じです。
ちなみに私が下に着用しているのもAskiのワンピースとネックレスです(ワンピースは2008AW、ネックレスは2006年のもの)。
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1900年代のフランス、伝統的なスタイルのハンティングジャケット。
ヘリンボーンの生地は手染めです。
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背中に吊り下げゲームポケットをつけています。(サイドにボタンが見えるの分かります?)
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裏側から見ると、こんな大きなポケットが。
当時、このゲームポケットは、ハンティングした獲物を入れておくために作られていたそう。
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つまり、こうなるわけですね。(さっきの鴨を入れてみました)
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試着して、自分でも背中に手を回して鴨を入れてみました。
なるほど~。しかし、このまま背中に獲物を入れたまま移動するって、昔の人はすごいですね。
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ボタンは1900年~1940年フランスの動物レリーフボタンです。
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森人のウールツイルジャケット。
ボタンは19世紀の暗色ボーンボタン。
これ、表もすごいんですが、裏地がすごいのです。
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じゃーん。
様々な折柄リネンが施されています。
裏返して着てみましたが、全然行けちゃいます。
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そしてこれまた大物、厚みのあるディアスキンのスポーツジャケット。
19世紀の暗色ボーンボタン、ヴィンテージの金属バックルが使われています。
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30年代スタイルのメタルジッパーとアンティークの真鍮リングを使って。
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裏地にはヴィンテージアルパカウールとムートンのライニングが。
一番風が入ってくる部分のライニングにムートンがきちんと施されているので、とにかく暖かそう。
惚れ惚れしちゃいます。
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着用した感じ。うん、格好いい!!
ピッタリなのに腕も動かしやすかったです。
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1930年代フランスのハンティングパーカ。
ハリのあるワックスコットンの生地が使われています。
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1900年~1940年フランスの動物レリーフボタン、30年代スタイルのメタルジッパーが使われています。
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そして、毎シーズン出しているコルセット。
牧野さんって本当コルセットが好きなんだなあ~~。
こちらもワックスコットンで仕立てられており、ヴィンテージレザー、アンティークの真鍮リング、19世紀フランスのシルク包みボタンが使われています。
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この細かいミシン目も全てアトリエで手作り。本当頭が下がります。
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ハンティング柄リネンとリネンボイルを重ねたジレ。
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うっすらハンティング柄が透けているんです。
染めたリネン、19世紀のボーンボタン、デッドストックの金属バングルが使われています。
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ゲーム性を感じさせるシャツ。
こちらは、トランプをモチーフにしたフレンチリネンシャツです。
胸にはハート柄。
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こちらはダイヤ。
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クローバーに、
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スペード。ボタンはいずれも19世紀フランスの小ガラスボタンが使われています。
見ていると欲しくなってきますね・・・。
私ならスペードかな~なあんて妄想・・。
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ヴィンテージローシルクのハンティングスカート。
手作りのリネン包みボタンが施されています。
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後ろ側についているボタンを留めることで、スカートの丈を調節できるようになっています。
ハンティングするときにスカートの丈を調節できるように、こういう仕掛けがあるんだそうです。
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ヴィンテージヘリンボーンリネンのハンティングスカート。
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ボタンの掛けかえでスカートやパンツスタイルに見せることができます。
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ボタンはワックスコットンの手包みボタン。
これも本当に履きやすくて可愛かったです。
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ヴィンテージシルクで仕立てた森人のドレス。
オートクチュールの技術を使ってみました、と牧野さん。
19世紀の暗色ボーンボタンが使われています。
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このドレスは作った後に手染めをしているそうで、染めのときに染めムラが出てしまうと大変ショックなんだそう。
cavaneの店長さんは、そんな染めムラ失敗作のジャケットを着用されてました。
それはそれで味があって、欲しくなってしまいますね、笑。
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2枚の生地を合わせたストール。
デッドストックのウールガーゼ、手染めコットンガーゼを切り替えています。
色はブラウンと、
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レッド。
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1900年代から1940年代フランスの年代入り金属タグが付いています。
ため息物・・・。
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ヴィンテージリネンのプリーツキャスケット。
染めリネンのライニングとデッドストックのコットングログランリボンが付いています。
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最後はバッグ。
手染めホースハイドのハンティングバッグ。
手染めのリネンレースネットが付いています。
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牧野さんは相変わらず、洋服への愛情とこだわりがたっぷりで、ふたりでチクチク全ての作品を作っています。
そんなこだわりある牧野さんの洋服をずーっと愛しながら着ていたいなぁと思うコレクションでした。

最後にルックブックの写真をご紹介。
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Aski Kataskiの取扱いに関してはcavaneさんへどうぞ。
毎シーズン買い付けもされているので商品を手に取ることもできます。
他にも素敵なアイテムが沢山あるお店です。

cavane
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大阪市西区京町堀1-14-25
TEL/FAX 06.6449.8588
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