一緒に歳を重ねるニットYURI PARK

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先日、DEUXIEME CLASSE(ドゥーズィエムクラス)YURI PARK(ユリパク)のニットに出会った。

このニット、見ていてとても優しい気持ちになる。
衿の折り返し部分などは、表面感、伸び、繊細さを配慮し、一針一針、職人が手縫いしているとのこと。
欲しくなって値段を見たところ、とても衝動買いできる値段ではなかったけど、
とても素敵なのでここで紹介してみる。

そのニットはミラノの小さな工房で作られている。
彼女は「愛のこもったもの作り」を夢とし、手を多く使って商品を作る。
その商品に携わった職人の名前を、品質表示の中に「COLLABORATORI(協力者)」として載せる。

そして彼女は言う。

「YURI PARK」のニットは愛情の育つニットです。
糸はいたってシンプルでナチュラルなものばかりです。
毛玉ができて、よれたりもします。
でも、着込んでいるうちに表情が変わっていってどんどん、体、ココロに馴染んできて、愛情が湧いてきます。
それが「YURI PARK」の魔法です。
一緒に歳を重ねていくニットです。

着る本人の自己満足で完結してしまうだけの洋服ではなく、ただ「着られるもの」「使い捨てられるもの」としての”もの”ではなく、そこから何かが生まれる事に意味があると思うのです。


YURI PARKのニットの背中には、
「レ・アーリ」(イタリア語で「つばさ」という意味)をなす紐が付いている。
愛を運ぶ翼であって欲しいと願っているそうな。

公式サイトでは、彼女の言葉が淡々と綴られているだけで、取扱店も載っていない。
(多少の写真は載っています。)
彼女が一番伝えたいのはこのメッセージなのだろう。

私もニットと一緒に歳を重ねて生きたい。

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